カニューレ離脱への道②言えなくなってた目標 | ありがとうの力:在宅介護のリアルな挑戦

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脳出血で倒れ寝たきりになった夫、四肢麻痺、気管切開、胃ろう、褥瘡(予防)の24時間在宅介護日記です

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脳出血での四肢麻痺、気管切開、胃ろうで

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 『カニューレ離脱への道①スタートライン』こんにちは。 いつも応援してくださる方、初めましての方、今日もお越しいただきありがとうございます! このブログでは脳出血での四肢麻痺、気管切開、胃ろうで要介護…リンクameblo.jp

 

 

 

カニューレを外したい

気管切開を閉じたい、というのは、

ずーー〜っと希望していたことですが、

なかなか進めることができていませんでした。

 

特に私が、

これは慎重にならなければ、と思ったのは、

 

以前(引っ越し前)の家の時にお世話になっていた

当時の訪問看護師さんとの会話でした。

 

その頃はなかなか車椅子練習が進まず、

もどかしい思いを抱えていた時期で、

 

定期訪問で来られていた看護師さんと

話していた時、

 

どんな話の流れか覚えていませんが、

 

「車椅子の練習が難しければ、例えば

嚥下訓練など、何か取り組めることがあれば

やっていきたいんですよね」と私が言った時、

 

その看護師さんは、

「(嚥下の改善は)難しいと思います」と

きっぱり言ったんです。

 

しかも、夫、本人の前で。

 

ここで反論すると、

おそらくその人は難しいと思う理由を、

ああだから、こうだからと

これまた夫の前で羅列するかもと思って、

私は咄嗟に、

 

「そうですかねえ」なんて言って

話を終わらせようとしたんですが、

 

その人は、

「はい!難しいと思います」と

追い討ちをかけやがりました(暴言失礼)。

今思い出しても腹が立ちます。

 

その人が帰ったあと、夫に、

「大丈夫だからね、あの人何も分かってないよね。

あなたは絶対大丈夫だからね」と伝えまくりました。

 

夫にそんな話を聞かせてしまって

本当に申し訳なかったです。

 

その看護師さんにはその後も

お世話になってはおり、

 

本音を話すというより、

適当な冗談を言い合う、みたいな感じで

接しつづけました。

 

まあ、それはそれで良いのですが、

もはや、カニューレを外したいとは

言えなくなってしまいました、、、

 

また同じようなこと言われたら、

もちろん私も傷つきますが、

何より夫にそんなこと聞かせたくありません。

 

夫がいない場で、電話等で

話すこともできるにはできますが、

そこで議論するより、だったら元々話していた

車椅子練習の話を進めたいと思い、

 

カニューレ離脱への想いは、それからずっと、

私の心の中にしまっておきました。

 

そして去年9月に

ようやく車椅子練習が実現し、

おかげさまでその後も順調に

進めていけて、今に至ります。

 

さて、そうなると、アレですよね、

そろそろ心の中から出すタイミングですよね、、、

 

でも、私はやっぱりちょっと慎重でした。

 

もしカニューレを外す練習をするとしても、

周りの、特に看護師さんの理解と協力が

絶対に必要だなと分かっていたので、

 

軽ーい話の中で、

カニューレ離脱に関して、

今現在お世話になっている

看護師さんがどう反応するか、

ちょっと様子見を始めました。


続きます