車椅子練習への道① 遠いスタート | ありがとうの力:在宅介護のリアルな挑戦

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脳出血で倒れ寝たきりになった夫、四肢麻痺、気管切開、胃ろう、褥瘡(予防)の24時間在宅介護日記です

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このブログでは

脳出血での四肢麻痺、気管切開、胃ろうで

要介護5、身体障害1級、寝たきりの夫の

24時間介護生活のリアルを綴っていきたいと思います。

 

 

おかげさまで夫はここ2ヶ月ほど

車椅子練習を継続できておりますが、

実はスタートまでがとても長い道のりでした、、、

 

その話にお付き合いいただけますか?

 

そもそもは1年半ほどさかのぼり、

夫の自宅退院後、私は早々のリハビリ開始を

希望しておりましたが、これがまたなかなか(涙)

 

夫は自宅退院後すぐに発熱などで体調を崩したので

落ち着くまで待つ必要はありましたし、

私も夫との生活に慣れる必要もありました。

 

それはよくよく理解できるのですが、

体調が回復した後も、刺激しないよう安静にして現状維持、

悪化しないよう気をつける、という方向性が垣間見えて、

当時のケアマネさんとけっこうぶつかりました。

 

こちらの希望として、

現状維持は私も毎日の生活の中で頑張るので

拘縮予防だけではなく、機能回復に向けて取り組みたいと

言っても言っても言っても言っても、、、

 

はぐらかされるというか、

リスクを強調して諦めるよう説得されるというか、、、

 

「リハビリを進めることにリスクがあるのは理解しますが、

何もしないことにもリスクはありますよね?」と言っても、

だから拘縮予防はして現状維持を、、、の堂々巡り。

その話し合いにほんっっっとうに疲れました。

 

それでも退院後2ヶ月くらいだったかな?

なんとか週1回のリハビリがスタートしたのですが、

なんせ(ケアマネさんが作った)目標が拘縮予防なので

なんというか、、、、

 

当時の理学療法士さんに、離床に向けて

日常的にできることをやりたいと

アドバイスを求めたりしましたが、

 

ベッドを起こしてもいいです、

手足を動く範囲で動かしても大丈夫です、という感じで、

私もできる限りやってみたとしても、結局、

 

「現状の評価」や「変化の確認」がなくて、

どうですかね?と私が聞いても、

「そうですね、維持できていると思います」、

つまり、悪化はしていないという確認に留まってしまい、

もう本当にもどかしい思いをずっと抱えていました。

 

そんな中で、車椅子移乗の希望を出しても話が進むわけはなく、

リスクが、身体の負担が、、、の堂々巡り。

 

いや、車椅子移乗そのものを進めたいわけではなく、

車椅子移乗に向けて、できることに取り組みたいと言うと、

「じゃあ何がしたいんですか?」と聞かれて、

 

「むしろ何が出来るのか、

どういうステップで進めたらいいのか教えてもらえませんか」

と聞いても、建設的な答えはなく、いつも話し合いで疲れるばかり。

 

でもですね、自宅退院前の回復期リハビリ病院では

車椅子に乗っていた時期があるし、

私も実際に夫の車椅子姿を見たことがありました。

 

ただその後、動かすと眼振や嘔吐しがちということで

車椅子移乗を、おそらく控えるようになったんだと思います。

コロナ禍だったので、病院での様子はよく分からないのですが、、、

 

退院時の引き継ぎ?で、どのように伝わっていたのかも

私にはわかりませんが、病院では乗っていたことも伝え、

だから、車椅子に乗れるほど回復していないという前提で

話を進めないでほしいとも言っていたのですが、、、

 

途中で一度だけ、1分くらいの端座位に挑戦してみたのですが、

痰が出てきた、足が少し冷えてきた(だったかな)で、

「やはり無理ですね」のような結論になってしまいました。

 

いや、現段階ではこの状態だけど、

次に向けてできることをと言っても、、、(以下略)。

 

ため息ばかりが出てきます。

 

そんな中、今からちょうど1年くらい前の12月半ば、

寝耳に水の衝撃的ニュースが飛び込んできました、、、

 

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