委任状問題 | ありがとうの力:在宅介護のリアルな挑戦

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脳出血で倒れ寝たきりになった夫、四肢麻痺、気管切開、胃ろう、褥瘡(予防)の24時間在宅介護日記です

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脳出血での四肢麻痺、気管切開、胃ろうで

要介護5、身体障害1級、寝たきりの夫の

24時間介護生活のリアルを綴っていきたいと思います。

 

 

言葉にできないモヤモヤを

今日は感じてしまいました、、、、


前々から、なんとかしなきゃと思っていた

夫の携帯電話、いやスマートフォンですが。


今現在、実際に使わないとは言っても

解約するのもなんだし、

プランを変えるとか

機種変するとか、


どうしたもんかと悩んでいるうちに時間が経って、

ようやく思いついたのは、

まず夫のスマホの名義を、私の名義に変えることでした。


そしたら、その後プラン変更しようと

機種変しようと、自由にできる!

そうしよう!


ただ、私が何かの手続きをするには、

今の名義が夫である以上、

「委任状」が必要になるという

問題が出てきます。


夫は現時点では、

文字も書けないし、話せません。


さて、どうしたもんでしょう、、、


今日はヘルパーさんがいてくださったので

ようやくゆっくりソフトバンクさんに

話を聞きに行くことができました。


夫のスマホを私の名義に変更したいというと、

当然、委任状を求められました。


本人が書くことはできない、というと、

手続きする時に本人に電話して

確認取れれば大丈夫とのことでしたが、

気管切開してるので話せないことも伝えました。


そうしたら、結局のところ、

医師の診断書のようなものがあれば良いとのことで、

私が持っているデータで大丈夫と確認取れました。


これで書類を揃えればちゃんと手続きできます。

よかった、よかった。


「本当は、(ダメなんだけど)

本人が書きましたってことにして

委任状もってこようかと思ったんですが、

そうしなくてもいい方法が

ちゃんとあって良かったです」

とスタッフの方に笑顔で言ったのですが、、、


その時なんか、モヤっとする気持ちがあって、、、

じわっと、悲しい気持ちが湧き上がってきました、、、


心の中で、私は自分に怒ってました。


こんなバカ正直にしなくていいじゃん、

本人が書きましたって委任状もって来れば良かった

(※ダメです。公文書偽造です)


なんか、うまく言えないんですが、

何も知らない人に対してくらい

夫が倒れてない世界で生きてみたかったというか、

夫が倒れてない自分になってみたかったというか、、、


そんな気持ちがふつふつと湧いてきてしまって、

バカ正直な自分に嫌気が差しました。


でも、これでいいんだ、

いや、ホント、こうじゃなきゃいけないんだ。


でも!

でも!!


ついていい嘘なら、たまには嘘つきたいな、、、


今日はそんなこと考えてしまいました、、、、