こんにちは。
お越しいただきありがとうございます😊
このブログでは
脳出血での四肢麻痺、気管切開、胃ろうで
要介護5、身体障害1級、寝たきりの夫の
24時間介護生活のリアルを綴っていきたいと思います。
2022年5月に自宅退院してきて、
2023年9月の現時点で、1年4ヶ月です。
車椅子移乗の練習したいしたいと
自宅退院時から言い続けていましたが、
なかなか叶わずにいました。
退院してすぐは、
発熱したり嘔吐したりで
体調が安定しなかったことは事実で
そこは決して無理するつもりはありません。
体調も落ち着いてきたかな？という頃に
またお願いしてみたのですが、
褥瘡がまだまだ治っていなかったので、
治ってからの方がいいかなと言われ、
それももっともな話なので、、、
仕方ないですね。
私がここまでプッシュしていたのは、
夫は回復期リハビリテーション病院では
車椅子に乗っていたからです。
が、入院して4ヶ月くらいした頃かな？
動きの刺激？で嘔吐しやすくなっていたらしく、
それで車椅子移乗を控えるようになったようです。
その後、車椅子移乗を「控えている」状態で
退院してきたので、情報がうまく引き継ぎ
されなかったのか、それもよく分かりませんが、
「まだ」車椅子移乗できるほど
「回復していない」という認識で
みられていたように思います。
「今の状態では難しいというのはわかるけど、
まだできる状態じゃないというのはちょっと違って、
以前は乗ってたんです」と言ってはみたものの、
なかなかどうして、亀より遅く、、、、
もどかしい思いを抱えていました。
そんな今年2023年1月、ようやく1度目の、
自宅退院後初めての移乗練習が叶いました
(かなりの猛プッシュの末です)。
が、なんせベッドからの移動は久しぶり。
素人の私にも、血圧下がったり
するだろうなと予想していました。
案の定、、、、
10分ほどしたところで
85くらいまで血圧が下がり、
その日はそこまでで終了。
これ以上はリスクが大きいということで
車椅子移乗の話はそこまでになりました。
こちらもその時点で、
また引っ越しをしなければならなかったので、
引越し後、落ち着いたら再開しようと思っていました。
実際、引っ越したのが今年の4月。
ケアマネさんや訪問看護さん、
訪問リハビリさんも変えて
(変える必要があったのは
ケアマネさんだけなんですが)、
5月から新しい家、新しい体制で、
在宅介護を開始していました。
結果的に、この大きな体制変更が
功を奏したのだと思います。
その後、ちらちらと
車椅子移乗練習したいなと
あちこちで言っては、
そのためにはどうすればいいか、
どんな状態になったらできそうか
学びつつ、夫の様子も見ていました。
そんな中、2週間ほど前に
(引越し後も変わらずお世話になっている)
担当の訪問医の先生と話していたとき
「車椅子移乗練習を進めてみようか」
という話になり、
今回はあれよあれよという間に話が進み、
昨日！久しぶりに車椅子移乗ができました！！
血圧の低下、
移動の刺激での嘔吐、
動きの刺激での眼振、
突発的な身体の緊張、
そのため車椅子上でバランス崩す、など、
様々なリスクが考えられましたが、
訪問医の先生、リハビリの先生も立ち会いの上、
ケアマネさん、看護師さん、理学療法士さん、ヘルパーさん、
福祉用具さん、訪問鍼灸さん、訪問入浴さんまできてくださって
(ケアプラン変更の担当者会議兼)、
20分ほど車椅子に乗り、
時々足を下げたり、背中を上げたり、
ベッド横から廊下まで移動してみたりしましたが、
血圧も100を切ることはなく、
嘔吐、眼振、身体の緊張も見られず、結果、
来週の週1回のリハビリから、
車椅子を導入していくことになりました！！！
車椅子のレンタルも始まります！！
これはもう、祝杯ものです＼(^o^)／
もちろん最初は、車椅子への移乗は、
理学療法士さんがいるとき限定ですし、
慎重に、慎重に進めていきますが、
何よりも大きな1歩でした！！！
リハビリの先生が、
「車椅子で外に行って風に当たったり、
陽に当たったりの刺激を与えることも大事」
とおっしゃったので、
「そんなん泣いちゃいます」と言ったら、
「いや、それが日常になるようにね」と言われました。
そんな日常、、、、、最高じゃないですか。
考えただけでうるうるします。
とはいえ、車椅子移乗は始まったばかり、
まだまだこれからです！
夫よ、一緒に頑張っていこう！
また手を繋いでお散歩しようね＼(^o^)／