福島復興の第一歩は原発の沈静化なのだが....

その先日本がとるべき進路は「脱原発」しかないだろう。
だが、現段階で「脱原発」を言うとすぐにネガティブな意見が噴出する。

計画停電の常態化→経済と生活に甚大な影響

そうではないだろう。なぜそんなに発想が貧弱なのだろうか?
かつて、自動車の業界では「絶対にクリアーできないだろう」といわれていた
排ガス規制をクリアーしてきたではないか?
確かに、自動車メーカーには多大な負担であったかもしれないが、
そこにビジネスチャンスがあったことも間違いはない。

昨夜も書いたが、現状の延長上に「脱原発」を置くからネガティブ方向に行ってしまう。
「脱原発」が一つの起爆剤となりそこから新たなビジネスチャンスが生まれるのではないかと思う。

「脱原発」財団設立へ ソフトバンク・孫社長が10億円(asahi.com)
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104200522.html

さすが孫社長! 新しいビジネスに対する嗅覚は冴えているね。
悲壮感をもった財団設立ではなく、そこに新たなビジネスを見据えた財団設立なのだろう。

原発が無くなる程度でこの社会は崩壊するのか?
否、
そんなに脆弱な社会ではないと信じたい。

危険ではあるが、脱原発が新たな社会の第一歩と信じて、勇気を持った第一歩を踏み出そう!!
復興って、元に戻すことなのだろうか?
もちろん、文字の意味だけで言えば少なくとも震災前の状態に戻すことが
第一義なのかもしれない。だがそれでは意味はない。

今回の災害は、地震が元凶だったとしても、津波と原発が問題になっている。
津波対策も原発対策も「震災前の状態に戻す」だけではもちろん不十分。
震災を加味した上でより安心して暮らせる環境を作らなければならない。

その議論を始める前提が、どうも怪しい。
おそらく、まだ「前提」と言えるようなものが誰にも見えていないだろうし、
目標をどこに置くのか...スーパー未来都市構想を作っても完成までに100年
かかるなんていわれたのでは意味がない。

短期、中期、長期での目標設定は必要だろう。
ただ、その前提となる根本的な考え方に「価値観の転換」が必要だと思う。

電力は国としても超重要なインフラであり、戦略的に事業を進めていかなければ
ならない。CO2問題からも「原発が主役」という流れが出来つつあったわけだが、
世界的に見ると二極化している。先進国と言われる国だけで考えても
原発派の国と脱原発派の国に分かれる。

「経済の発展のためにはより多くのエネルギーが必要。
しかし、CO2問題からも化石燃料により多く依存してしまうのは問題。
とすると、CO2をほとんど出さない原発にシフトしよう...」
今まで日本では市民権を得ていた考え方だ。
震災後の現在でも、「原発を廃止すると、計画停電が常態化し経済と生活に
甚大な影響が出る。」とする考え方が幅を利かせている。

本当にそうなのだろうか?

経済発展とエネルギーの消費量は相関関係にあった、実際にはね。
そこから考え直す必要があるのではないだろうか?
日本は過去のオイルショック移行、常に"省エネ"を考えてきており、
「今以上の省エネは無理」とする考え方も理解しやすいが、発想の
原点と方向性が違う。現状からの発展形で考えるから、今以上の省エネは
無理...とか、脱原発=計画停電状態化=経済縮小という短絡的な考え方になる。

今日のとくダネで小倉さんが「エアコンなんて昔は無かった、夏は『暑いね~』と
言いながら過ごすもの」というようなことを言っていた。
過去に戻れということを言いたいのではない。
現状からの発展形でものごとを考えるから発想に幅が出ないのだ。

例えば、震災後に実施された計画停電で経済に与えた影響ばかり取り上げる向きも
あるが、「今までの生活は明るすぎたのかも」とする明るさに対する反省も実際には
出てきている。限定期間の緊急措置的計画停電だったので、我慢するしかなかった
のかもしれないが、それが常態化すれば、当然私達はそれに対応するようになる。

何が言いたいかというと、経済発展とエネルギー消費の関係を断ち切るような社会を
つくることはできないのか? バブル崩壊後なかなか生活レベルが安定しない原因も
実は「現状からの発展形」で考えるから、その蟻地獄からなかなか抜け出せないの
ではないか。今までの資本主義・自由主義経済の問題点が世界的に重荷になってい
るのだから、新しい形の社会構造をどん底の日本から発信することが本当の意味での
復興になるような思いがある。

もちろん、私は経済学者でもなんでもない、ただのプー太郎だから、具体的なイメージは
何もないのだが、震災前の状態からの発想では何も進まないような気がする。
だから、政府も会議ばかりで具体策が何も出ないのではないかと思う。

そのきっかけとなるのが、「脱原発」のように思う。
まだ、勘のレベルであり、なんら理論的なロジックはないのだが、
脱原発くらいのインパクトが少なくとも必要だろう。この閉塞感ただよう日本には。
「被災者のローン免除を」日弁連が緊急提言(asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0419/TKY201104190465.html?ref=rss

私のフィールドは"住"なので、以前から"住"に関する問題は書いている。

・工事中建物の損壊と建築業界の今後
http://ameblo.jp/hcoordinator/entry-10850609160.html

・復興の鍵は「意・職・住」
http://ameblo.jp/hcoordinator/entry-10848350044.html

今回は被災地が広範囲でり、また太平洋岸は東北地方の人口密集地であるだけに、
住宅ローンについて問題を抱えてしまっている被災者は多いだろう。

新築間もないうちに災害にあってしまうと、例え地震保険に加入していたとしても、
多額の住宅ローンが残る。今日の日経新聞にも同様の記事がでていたが、
過去の例でも「住宅ローンの救済」はほとんどない。

被災後に新たに住宅ローンを組む場合、金利や審査に優遇があったとしても、
過去の住宅ローンはほとんど何も手当てがされない。

主婦の年金問題で「不平等」が焦点となったが、住宅ローンにおいても同様に
安易な救済は不平等にあたるのでなかなか救済措置がない。

住宅ローンが残っている建物が被災し、事実上住めない状態となった場合、
どうすればよいのだろうか?
まず、誰にも責任がないのだから、施主がどこかに損害賠償するというような
形での解決は有得ない。
では、施主は黙って存在しない建物の住宅ローンを払っていかなければならない
のだろうか? 現在の法律や過去の例をみれば、その通りでしかない。
義援金などで住宅ローンが消えてしまう人はまだ良いが、新築間もない、まだ
住宅ローンが丸々残っているようなケースの場合、義援金等ではおそらく消えない
だろう。

「公平性」を保った形での住宅ローンの救済策はおそらくないだろう。
ただ、このような事態は緊急事態であり、異常時である。
何よりも大切なことは"復興"であり、その鍵は国が総力を挙げること、外国からの
支援もどんどん受け入れることも大切だが、被災地に住んでいる人たちが
「よし、復興しよう!」という意欲を持つことなのではないだろうか?

以前から言っているが、復興のキーワードは「意・職・住」
意:復興しよう!という意欲
職:生活の糧を得るための仕事
住:住む家

避難所暮らしの状態で意欲を持てというのは酷。だから、まずは仮設住宅が必要なのだが、
住めなくなった家の住宅ローンがあると、意欲も沸かない。
この記事にある日弁連の提言は重要な意味を持つと思う。

不公平感が生まれるかもしれないが、緊急事態である。
ぜひ、被災地に住む人たちが復興へ向けた意欲を持てるような処置を望む。
あまり凝った料理は作らないのだが、多少料理はします。
まぁ、極普通の料理だけどね。

趣味として「料理」というには少々面白みがないので、このプー太郎の時期に
「粉ものマスター」を目指したいと思ってます。
特にパン作りをメインに、粉を使った料理をあれこれ作ってみたい。

今日の昼食には「バゲット風パン」を作ってみた。
本格的なバゲットとなるとなかなか面倒なようだが、
私か見たレシピはあくまで「バゲット風」、簡単でよい。

配合
強力粉 - 200g
砂糖 - 2g
塩 - 4g
バター - 2g
ドライイースト - 2g
水 - 126g

油脂も超少なく、牛乳も入らないからプー太郎家庭の家計には大いに助かる。
グラム数が細かいが、当家のはかりはデジタルタイプではない一般的な料理用。
ということで、ある程度適当な分量で挑戦してみた。

イーストも少なめなので発酵に時間が掛る。
もう少し発酵させたほうがよかったかもしれないが、昼食時間との関係で少々発酵
が甘かったようにも思う。
最後の焼きの前に、クープと言って表面に切れるを入れるのだが、
これが上手く入らなかった。だから、出来上がったパンは「コッペパン」のようだったが、
まぁまぁパン表面(クラスト)はパリッとしていて、バゲット風であった。

ここには書いてないが、第1回目のパンは酷かった...
多分、牛乳を温めすぎたために、イースト菌が熱中症にかかったようで、
待てど暮らせど、一向に発酵する気配がなく、お餅のようなパンだった。
それから比べると、ずいぶんとパンらしいものができるようになった。

今回の焼き上がりまでの総時間は約4時間。
朝飯食ったらすぐに作り始めなければならない。
趣味としてはまぁ、よいのだが、毎日はやはり無理だな。

このパンは色々と遊べそう。
当家はチーズフォンデュなんかもたまに食うので、それにも使えるし、
焼けた後に腹をかっさばいてサンドにもできる。
このパンを極めてみようかと思っています。

っていうか、早く再就職決めないと....
今日また1社から不採用を喰らった。
まぁ、この震災騒ぎで福島圏内の募集は絞ったみたいだから、
面接受けたときから感触悪かったので、精神的ダメージは少ないが
パン作りも就職も次をがんばろう!
あの日から1ヶ月以上が経過した。
残念ながら我が福島は原発の方が大きな問題であり、
なかなか復興に本腰を入れなれない。

そんななかニュースだ!

「福島復興会議を設置=原発周辺は別枠」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000077-jij-pol

福島県民としては歓迎するニュースなのかも知れない。
当然と言えば当然なのだが…

方や

「1次補正、5月ずれこみも…国債回避で調整難航」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000246-yom-pol

これだ~

結局は何も出来ない政府なのだな。
復興!復興!と言ったところで、先立つものがなければ何も出来ないではないか?
こんなときだからこそ「政治生命」を掛けてほしいものだ。

政府は何がしたいのだろか?
あれだけ事業をザッパザッパと切ってきたレンホウも、自動販売機ごときで
おろおろした対応。業界団体の方が結局動きが早かったしね。

「何かをやっている」ということを見せかけることには躍起になるが、
行動が伴っていない。この震災に対する対応で評価を上げなければならなかった
政権なのに、評価はどんどん下る。

やはり、自分の身は自分で守るしかないのだな。