東野交通の画像 元神奈中 ふそうP-MP218M | しもつけ自動車館

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昔はバス記事、最近は鉄道模型記事の二本立てです。

ふそうの初代エアロスターの純正車体には、三菱自工製のエアロスターMと、新呉羽製のエアロスターKの二種が存在しており、事業者によって採用が分かれていました。しかし、栃木県内の両雄、関東自動車と東野交通は、エアロスター登場当時、共にふそう純正車体の採用をしていませんでしたので、栃木県民にとって、このタイプのボデーは縁遠い存在であったりするわけです。

 

ようやくの登場となったのは、東野交通に神奈中からの移籍者がやってきた時でして、1995年位だったと記憶しています。板床と床から生えたフィンガーシフトレバーの支柱が特徴的な1985年式でしたので、神奈中での活躍は10年程だったと思われます。

 

▲大田原営業所に導入された871号車。当時残っていた、宇都宮~大田原の長距離路線にも投入されていました。ただし、車内は神奈中時代オリジナルですので、全区間乗り通すにはキツい車両でした(←体験済・・・)。

 

▲こちらは873号車。そこそこ長距離な喜連川(きつれがわ)温泉行にも充当されていました。当時は非常に短いサイクルで移籍車両を代替していた時期なので、いつの間にか、あっけなく廃車となってしまった印象があります。