長いことバス走行音を趣味にしていると、何となくそのメーカのDNAのようなものを感じることがあります。メカ的にも、エンジンや変速機といった要素が、モデルを超えてキャリーオーバーされるがための現象でもあるのですが、そのメーカー「らしさ」が音にも表れてくるのが面白いですね。
先の記事の6D22の例でも、K-時代の音は6D20を搭載したMP117の走行音とかなり似た雰囲気になっていました。
一方、トランスミッションに関しては、直結5速車については新しいギヤ比になったため、エンジン音を引き継ぎつつ、加速音自体は新しいバリエーションが発生しています。
逆に、P-でエンジン音が変わることになりますが、今度は直結5速ミッションのギヤ比を引き継いでいるため、特に負荷の掛かった加速時はK-と共通するエンジンとギヤ音の重なりが聞こえ、やはりDNAを感じます。
また、U-ではトランスミッションが一新されますが、エンジンの音質自体はP-とほぼ変わらず、またギヤ比も先代とさほど変わらなかったため、加速音の雰囲気は似たような雰囲気に。特に車外からだとほぼ同じに聞こえます。
このU-のギヤ比はその後長く継続されますので、エンジンが6D22→6D24→6M70と変わっても加速音自体の「ふそうらしさ」は失われないどころか、UD製エンジンを搭載したモデルであっても、しっかりと「ふそうの音」を奏でています。
一方、トランスミッションに外部サプライヤー既製品を使用するようになってからは、またこの辺りの捉え方も視点を変えると面白くなるのですが、それはまた別の機会に。