最初に申し上げておきますが、
ピレリ ANGEL GT
かなりヤバいタイヤです。
このブログでも何度か「何か変なんですよねぇ」と記事にしてきましたが、今回違う銘柄にタイヤ交換した事によって疑惑が確信になりました。
サーキット向けのスポーツタイヤでは非常に評価の高いピレリタイヤだけに信じられない気持ちですが、中華資本になった事によって、ブランドイメージを担うようなモデルにはコストをかけて、廉価版タイヤは思いっきり手を抜くという事が顕著になっているのかもしれません。
あとツーリング向けタイヤを選ぶユーザーはそこまでタイヤ性能に過敏にならないと言いますか、サーキット走行をしているライダーよりもタイヤ性能を感じるスキルが低かったり、そもそもそこまで突き詰めた使い方をしないのがあるのでナメやがっているのかもしれませんね。
私がこのタイヤに履き替えた時に自分で交換する事もあり、
ビート部の妙な柔らかさにより、やたらタイヤ交換しやすかった
持った感じで他メーカーのラジアルタイヤよりも軽い
妙な乗り心地の良さ
を過去記事でも書いております。
で、今回まだ少しスリップサインまでは寿命があったものの、何度空気圧を確認してみてもタイヤの空気圧がかなり下がってしまった時のような挙動が出るので交換する事にしました。
タイヤを外してみると、まるで自転車のタイヤのようにペッコペコですわ・・・
これラジアルタイヤですよ。
こんなんありえます?
比較としてガレージに置いてあった使い切って廃棄前のダンロップ ロードスマート3Sでは
リヤよりも剛性低いはずのフロントタイヤでこれですからね
で、
今回、履いたメッツラーのロードテックZ8インタラクト リヤタイヤですと、
勿論、同じ力具合で押しています。
違いがお判りになるかと思います。
エンジェルGTは他と比べてタイヤ内部のワイヤー圧倒的に少ないと思われます。
だから、乗り心地が妙に良かったりタイヤが軽いんでしょうね。
タイヤが温まりにくいのもゴムの硬さでタイヤ剛性を誤魔化しているからなのかな?何がシリカ100%やねん。妙にタイヤが黒いよなと思ったんやわ・・・
タイヤが減ってきてタイヤの素性が隠し切れなくなってきた結果がこのペコペコ具合によるタイヤの空気圧不足のようなフィーリングだったのでしょう。
とは言え、200キロで走っても峠でガン攻めしても違和感はあるものの走行不能って訳ではないので空気圧さえちゃんと管理していたら大丈夫なのは私自身が証明しているんですけどね。
ただ、ユーザーを舐めている。
まぁ所詮は中国人のやる事ですわ。
私は二度とピレリタイヤは履かねぇ~
皆様も気をつけあそばせ。