あけましておめでとうございます。
HCAP6期の野口です。
昨年中、議論を繰り返してきた東京カンファレンスまであと2か月とちょっととなりました。来たるカンファレンスができる限り良いものになるように全力で準備していきたいと思います。
さて、今年のHCAPのカンファレンスのテーマは「Technology and Social Justice/Injustice」ということで、自分たちが企画している物は何なのか、少しばかり書いてみたいと思います。
科学技術が社会に及ぼす影響、ということで真っ先に頭に浮かんだのは原子力発電所の問題でした。そこで、よし、原発問題と社会正義を絡めて企画を行おう、と思いました。とりあえずの計画は組みました。現在話題になっていることを取り上げて、勉強し、議論してみようというものです。
しかし、計画を考えていると、想像以上に難しいことに気づきました。現在の原発問題には様々な側面があります。新聞や雑誌を読んでも、識者の発言も様々です。限られた時間だけで閉じてしまうと、一部だけしか見ていないものになってしまわないだろうか、あるいは、様々な問題に目を向けると、結局枝葉末節しか話し合えないのではないだろうか、と思いました。そもそも、この問題は自分たちが話しえるレベルの問題なのか、とも疑問を持ちました。
僕は以前から地球の環境問題やエネルギー問題に興味があり、多少は知っているつもりだったのですが、改めて勉強しているといかに自分が無知か気付かされました。しかし、自分の無知に気づき、それをどうにかしようとすることそれ自体にも意味があるように思うので、この企画作成は続けていきます。自分ができる限りのことをしたいと思います。
それでは、今年もHCAP東京大学運営委員会をよろしくお願いします!
HCAP6期 web担当
野口亮