久しぶりです^^
阪本絢子です。
今回は東京カンファレンスを振り返って、感想について書きたいと思います。
正直いって、このカンファレンスで感じたこと、得たこと、考えたことをすべて言葉で表現できる気がしません。でも、絶対に言えることは、どんなに年をとっても、胸の中で輝き続ける思い出ができたということです。言葉にするとこんなに薄っぺらい表現になるのかともどかしい限りですが、これってすごい幸せなことだと思うんです。10年後、20年後、いや50年後、その間にきっと様々な素晴らしい経験をしていくと思いますが(もちろん苦しいことも)、その中でも陰らず、輝いたままなんだろうなと直感として思える経験ができたこと、本当に有難いと思います。
とまぁ概念的なことはここらへんにしておき、これからはもう少し具体的に何を得られたか、学んだかについていくつか書いていきます。
まずはハーバード生との交流の中から
ハーバード生の一人にクリスティという韓国人の女の子がいました。学年は2年、がしかし、すでに扱える言語は英語、フランス語、中国語、韓国語の4言語。そして元気で明るく思いやりがあり、好奇心が強く、可愛くて、魅力にあふれた女の子です。
私が東京カンファレンスが始まって一番最初に仲良くなったハーバード生が彼女でした。
というのも彼女はプロテスタントで14日の日曜礼拝に私が連れていくことになったからです。彼女は私のハーバード生=遠い存在?がり勉? 的などこかであった偏見をやすやすと壊してくれました。ちなみに、日本の教会に行ったことのない私にとって、プロテスタントの日曜礼拝に参加するということ自体が貴重な経験だったことはいうまでもありません。18日のホームステイで大阪の私の実家に来たのも彼女でした。家での夕食の間ずっと2時間ほども、不動産業者である父に彼女は質問しつづけていました。父は英語をほぼ話せないので私が通訳をずっとしていましたが、内容は主に日本の不動産や経済、そして天皇についてでした。そうやってWhyと発する中で、日本の核心を知ろうとする姿を見て、私はWhyを発し答えを見つけることを繰り返すなかで、社会や物事の本質を学んでいけるのだと気づきました。このWhyの姿勢は彼女だけではなく、他のハーバード生にもあてはまることでした。
次に観光を通して
私にとっても浅草、京都、広島は初めて訪れる場所でした。そう私もハーバード生と一緒に日本の文化について学べたのです。昨年の9月にイギリスに滞在した際に自分の日本の知らなさにショックを受け、日本についてもっと知ろうと決心した私にとってもすごく貴重でしたし、日本へのイメージがよく変わることとなりました。
京都では金閣寺と、清水寺。両者の美しさ、優雅さ、趣深さには感銘を受けました。2,3月に北海道、九州にも行き、雪景色、温泉など別の魅力を知っていたので、一つの国でこんなに様々な顔を持つ日本に誇りを感じさえしました。
最後に 東京メンバーで東京カンファレンスを作りあげたことを通して
今まで私はどちらかというと自分一人の力で何かを成し遂げていく方が好きでした。きっと、成功すれば自分の力だと思え、充実感をより得られると思っていたからです。もちろん中学校ではソフトボール部だったので、全体で勝利する喜びは知っています。しかし、ソフトボールでは、試合に出ない補欠もいるし、外野だと玉が飛んでこないこともあります。
東京カンファレンスでは異なりました。一人一人に任されたタスク、責任がありました。もちろんカンファレンス中だけではなくこの一年を通してです。カンファレンスが成功に終わり、協力して、一人一人が個性を発揮して、何か一つのことを成し遂げる喜びを知った気がします。私自身自分に任されたタスクを完璧にこなせなかったこともありましたが、それを他のメンバーがカバーしてくれ、結果としてうまくいったこともありました。No man is an island.だと実感できたのだと思います。
他にも色々と書きたいことがありますが、長くなったので今回はここらへんで止めておきます。
乱筆&長筆失礼しました。
阪本 絢子