最高に刺激的だったハーバードカンファレンスからそろそろ2週間が経とうとしています。様々なことを感じ、言葉で言い表しがたい熱気を帯びた一週間でした。
そこで感じたことを少々。
HCAPの存在意義の中で「失敗を経験させてくれる」ということは間違いなく大きいです。入試を受け、なんとなく授業を受け、そこそこの点数を取るようにテストを受ける。バイトやサークルの活動に励む。その中で、誰しも小さな失敗や壁の一つや二つは経験するものです。しかし、本当に落ち込むような失敗や自分が恥ずかしくなるような失敗というものはなかなか経験することがありません。
ハーバードカンファレンスでは私はたくさんの失敗を経験しました。英語で自分の言いたいことがいえなかった。ディスカッションにおける知識が足りなかった。中でも、プレゼンテーションが本当に壊滅的でした。緊張で言葉が浮かばなくなり、練習したはずのことが何もしゃべれない・・・。チームで作り上げたものをうまく伝え切れなかった悔しさや無力感でいっぱいでした。ハーバード生は言わずもがなですが、他のアジアの学生にしても英語でのプレゼンテーションはお手の物です。自分の実力の至らなさを思い知らされました。
しかし、落ち込んでいる私を気遣い、手渡してくれたムンバイデリゲーツの女の子の手紙には・・・
It's OK. I myself have given terrible presentation sometimes.
but the moral is:
when things go good, enjoy
when they don't learn
And people like you for what U are and will be there no matter what.
U smile!
人が失敗したときに、相手に届くような言葉を投げかけるのは難しいものです。でも確かにこの手紙は私の心を動かしました。他にも、「あなたは私のプレゼンテーションはユーモアがあってとても好きだった」「あなたがプレゼンテーションしてる間、うまくいくように心の中で祈っていた」と声をかけてくれる多くのデリゲーツとめぐり合えて、これほど幸せなことをありません。
大きな失敗は、自分を変えよう、向上させようという原動力になります。そして失敗したときに受けた優しさを知ることは、自分がいかに多くの人に支えてもらっているかを教えてくれます。チャレンジしてした大きな失敗には、必ず大きな価値を見つけ出すことができると思うのです。実際に、一緒にハーバードに行ったメンバーからも、いろいろ失敗したけど積極的に行ってよかったという振り返りをよく聞きます。
このような経験をさせてくださったすべての方に感謝すると同時に、この経験をいかして東京カンファレンスを成功させたい!5期メンバーにもこの気持ちを味わってほしい!と考えています。
流れ的にカンファレンスの3日目を書く感じでしたが完全にに無視してしまいましたね。
3日目のことは次の方に回すことにしましょう!それでは。
HCAPTOKYO 4期 田部淳ウイリアム
