アプリケーション作成① | HCAP東京大学運営委員会(HCAP Tokyo)

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 こんばんは。12月らしい寒さになってきましたね。銀杏もほとんど散りきり、駒場キャンパスの風景も冬らしくなってきました。
昨日紹介がありましたように、今日はアプリケーション作成について書きたいと思います。具体的な作成過程の説明に移る前に、最初に簡単にアプリケーションとは何かを説明したいと思います。

 HCAPという団体はもともとハーバードに本部があるだけで、私たち東京大学運営委員会4期は9月までは正式なメンバーではありませんでした。と言うのも、その年度のHCAPに参加するにはハーバードに8月中旬の期限までにこのアプリケーション、つまり「応募要項」を提出し、ハーバード大側の審査に通る必要があるからです。アプリケーションとは、自分たちがハーバード大生を招いて3月に開催するカンファレンスを説明し、それをいかに魅力的であるか紹介する文書です。予め本部がこちらの目的、メンバー構成、予算、カンファレンスの概要などに関する質問を用意してくるので、それに対する回答を作成した後に英語の形式にしてハーバード側に提出します。このアプリケーションをハーバード側が審査し、向こうが行きたいと思えるようなカンファレンスだと納得された暁に、晴れてその年度のHCAPのメンバーになれるのです。

 この審査にはアジアの各大学が複数応募するのでもちろん落ちる可能性も十分あります。東京大学運営委員会は今年で4年連続参加することができていますが、参加する他のアジアの大学の顔ぶれは毎年少しずつ変わっています。
 
 昨日、一昨日で紹介された選抜~引き継ぎを無事終えた僕たちが、最初に当たることになった難関がこのアプリケーションなのです。これに失敗するとその時点で4期の活動は終わってしまうので、8月の提出期限に向けて僕たちは全力でアプリケーション作成に取り組みました。
 
 前回紹介のあった引き継ぎ、役職決めなど組織体制を整えるのに夏学期の間は時間を割いたため、実際に本格的にアプリ作成に入ったのは夏休みに入ってからでした。それこそ8月の第1週はHCAPのアプリ作成漬けだったのを思い出します。もちろん多くの難関が待ち受けていましたが、このアプリ作成を協力して進める中でHCAP4期の仲も一気に深まりました。

 明日はこのアプリケーション作成の具体的過程~通過について玉木が紹介してくれる予定です。彼の自宅で、アプリケーション完成へ向けて最後の追い込みを夜中までかかってしたのを今もよく覚えています。お楽しみに。