今月も歌舞伎座、行ってきました。
５月は團菊祭です。
今月は隼人さんが歌舞伎はお休み月で
映像のお仕事なので、
團菊祭にはお父さまの錦之助さんだけの
ご出演で、
三、極付幡随長兵衛「公平法問諍」の
近藤登之助でした。
昼の部の演目は
一、鴛鴦襖恋睦(おしのふすまこいのむつごと)
おしどり
幕開きに相応しい華やかな舞踊で、
せり上がりで
河津三郎祐安の松也さん
遊女 喜瀬川の右近さん
股野五郎景久の萬太郎さん
の三人が登場、松也さんと右近さんは
とても美しかったし、萬太郎さんは赤っ面が
良く似合ってて、素晴らしいコントラスト
でした。
右近さんは踊りが上手だったけれど、
わたしにはお話の内容はあまり理解できず
じまいでした。
歌舞伎舞踊って、美しくてうっとりみて
深く内容は探らなくてもいいのかもしれません。
松也さんが源氏方、萬太郎さんは赤っ面の
敵方で平家
最後は雄雌の鴛鴦の精になって
松竹さまよりお借りしました
二、毛抜
四世市川左團次一年祭追善狂言
左團次さん、今でも亡くなられたとは思えま
せんが、もう一年たってしまったんですね。
毛抜では、左團次さんの息子さんの男女蔵さんが粂寺弾正を、孫の男寅さんが錦の前を
演じられました。
男女蔵さんの粂寺弾正の豪快で明るい感じが
左團次さんににていましたね。
お声も似てらっしゃる。
男寅くんの錦の前はとっても可愛いいお姫様
でした。
幕引き後の粂寺弾正の後見は團十郎さんが
見守っていらっしゃいました。
三、極付幡随長兵衛「公平法問諍」
劇中劇ではじまって客席から幡随院長兵衛の
團十郎さんが登場。
おもしろいですよね。
一気に観客はひきこまれる。
團十郎さんのお舞台って、昨年の南座顔見世
の襲名以来かな。
今まで、吉右衛門さんや芝翫さんの
幡随院長兵衛みたことがあるけれど、
なんか、異様に強そうな團十郎さんの
幡随院長兵衛でした。
なんでそのように感じたのかわからないけれど
演じる人によってかわるのは面白いです。
お昼はおしどりのあと花篭で
團菊祭御膳を頂きました。
そして、終演後、いつもなら夜の部を
通しでみるのですが、
今回は歌舞伎町大歌舞伎が観たかったので
新宿へ移動しました。
歌舞伎座終演後、３０分弱しかないので
大急ぎでした。
初めての新宿、シアターミラノ座の
歌舞伎町大歌舞伎についてはまた書きたいと
思います。
よろしくお願いします。
最後までお読み頂きありがとうございました。
