❇徒然なるままに東へ西へ❇
先日 大阪中之島美術館で開催中の
フェルメール
真珠の耳飾りの少女展
みてきました

今回は
オランダ・ハーグのマウリッツハイス美術館から
フェルメールの作品2点のほか風景画や歴史画など
10点が展示されてました
フェルメール「真珠の耳飾りの少女」

フェルメール「ディアナとニンフたち」

フェルメールの作品は以上2点でした
海外への貸出しは今回が最後になりそうと
いうことで大変人気の絵画展でしたので
チケットの争奪戦もそうでしたが
来場者も多くて こんなに混雑している美術館も
はじめてでした

写真を取りたい人は1列目 ゆっくり観たい人は
2列目に並びました


使われた10種の顔料

引き込まれそうな瞳に水々しく艷やかな唇
しずくのような真珠の耳飾り
ラピスラズリの顔料て描かれた
美しいブルーのターバン
何度も繊細な補修がされてるのでしょうが
こんなにすばらしい名画を地元の美術館で観れる
なんて 幸せなことでした

おみやげにラスクとドロップ
買いました
先日 大阪府河内長野市にある
ラブリーホールで開催された
中村壱太郎さんの
トークショーにいってきました
第一部がトークショーで
第二部か朗読でした
第一部は壱太郎さんとご一門のお弟子さん
中村翫政さんとのトークショーでした
この翫政さんがとても面白い方で壱太郎さん曰く
去年のトークショーも喋り倒されたとか(笑)
今年も
〜歌舞伎の魅力を語る〜
と題して
今年の京都南座「曽根崎心中物語」での裏話など
ほんと笑いの絶えないトークショーでした
来年の大阪での公演の話しももちらっと
されてましたが 情報公開は28日だそうです
第二部は「走れメロス」の朗読劇でした
壱太郎さんは女形なので女性らしい声しか聞いた
ことがありませんでしたが 王さまの声が
地響きのするような低い大きな声で驚きました
さすが役者さんですね
主催は河内長野市文化振興財団で
トークショーと朗読で1時間半くらいの講演会
でしたが、チケットは2500円と大変お手頃価格で
充分楽しませてもらいました
このラブリーホール 今回は小ホールでの講演会
でしたが 立派な大ホールもあるので
歌舞伎の興行をやりたいという思惑もあるようです
歌舞伎好きには 地方巡業が近くのホールに
やってくるなんて とても楽しみなことです
是非実現しますように

16日 歌舞伎座へ行ってきました
秀山祭九月大歌舞伎です
いつもの歌舞伎座正面の垂れ幕の写真は 強い雨
が降っていたので撮らないで急いで中に入りました

今月も昼の部 夜の部 日帰り弾丸遠征です
昼の部
一、春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)
三社祭
幕開きは舞踊二題でした
春調娘七種は
今売り出し中の染團辰 
染五郎さん 團子さんの曽我五郎 十郎兄弟に
辰之助さんの静御前
三人それぞれが見目麗しく
まさに時分の花なんでしょうね
観ることができてよかった〜♡
もう一方は三社祭
こちらは
歌昇さんの悪玉と種之助さんの善玉の
播磨屋のうたたねブラザーズ 
躍動感があって 体力のいる舞踊だと思うけど
息もぴったりで 軽々と踊るご兄弟
楽しかった〜😊
二、ひらかな盛衰記
大津宿屋 笹引き
逆櫓
ひらかな盛衰記は源平の合戦を元にした
お話しで
逆櫓は一度観たことがあったけど
歌舞伎座での上演が58年ぶりという
大津宿屋と笹引きが前につくことで
物語がとても理解しやすくなっていました
源平の合戦で戦死した木曽義仲の奥方山吹御前と
一子駒若丸が追ってきた敵方に宿屋で襲われ
たまたま隣の部屋にいた船頭一家の子ども槌松と
取り違えられ駒若丸は助かり
槌松は首を落とされてしまう(大津宿屋)
山吹御前も駒若丸のことを気にかけながら
なくなってしまう(笹引き)
ここで35分の幕間
花篭で秀山祭御膳を頂きました

お食事するとすぐに眠くなってくるのですが
今回は大丈夫でした(笑)
逆櫓って歌舞伎らしいいろんな手法を使っていて
おもしろいんです
沖へでて船に乗って逆櫓の練習してるところを
本当は染團辰の三人のお役を子役さん達が演じる
遠見が可愛かったし
船頭松右衛門は実は樋口次郎兼光が木曽義仲の
仇を討つために船頭に身をやつしていて
大勢の船頭達(敵方)との大立ち回りを
歌舞伎座の大きな舞台いっぱいに繰り広げる
のですから見応えたっぷりでした

昼の部が終わって夜の部まではティータイム
夜の部
一、雛鶴三番叟
昼の部の幕開きが若手三人の春調娘七種なら
夜の部の幕開きはベテラン女形の雛鶴三番叟
翁 魁春さん
千歳 雀右衛門さん
三番叟 萬壽さん
こちらはまことの花ですね
とても美しかった〜♡
二、伊賀越道中双六
沼津
沼津棒鼻の場
平作住居の場
千本松原の場
16日はAプロ
十兵衛が仁左衛門さんでした
沼津は最初の導入部分がおもしろいんですよね
仁左さまの十兵衛と雲助の平作の出会うところ
そしてわたしのお席がセンターブロックの4列目
だったんですけど 3列目が空席で
近くでみていても とても美しいんです
仁左さま とても実年齢80代にはみえませんでした
一方の雲助平作は足元もおぼつかないヨボヨボの
おじいさんで歌六さんが演じておられます
歌六さんは実年齢70代かな

もちろん歌六さんがヨボヨボなのではなくて
そういうお役なんですけど
お二人とも人間国宝でいらっしゃるし
とにかくお役になりきるのがすばらしい
そんなお二人が客席に下りてきて客席を一回り
二等席に高校生の団体がいて、目の前でお芝居
してくれて貴重な体験 良いものがみれましたね
お芝居後半は雲助平作の家に泊まった十兵衛が
平作の娘婿の仇討ちに巻き込まれ
実は平作が十兵衛の父親でお互いが気づいた時には
仇討ち同士になってしまっているという
義理と人情の板挟みで名乗り合うこともできない
という最後はちょっと寂しいお話しで
浄瑠璃 葵太夫さんの大熱演でした
ここで夜の部の幕間
歌舞伎座1階の檜でカレーライスとアイスティー
私たちってほんとよく食べますね(笑)
歌舞伎座で昼夜でご一緒したらいつもこんな感じ
でお食事しています

三、銘作左小刀
京人形名工 左甚五郎の彫り上げた京人形が動き出す
京人形の精の時蔵さんの美しいこと
今まで観た中でも一番よかったような気がします
瞬きもしないんですよ
怖いくらいお人形でした
左甚五郎の松緑さんはコミカルで楽しくて
良い取り合わせでした
四、一條大蔵譚 奥殿
帰りの新幹線の時間もあり最後まで
観られなかったけれど秀山祭らしい色とりどりの
演目が続き十分堪能することができました
一條大蔵譚は秀山祭で一番よくかかったんじゃない
かと思いますが 違いますか
歌舞伎をみるようになって最初の頃は
一條大蔵譚は面白いのかどうかさえ
わからなかったけれど
何度か見るうちに吉右衛門さんの大蔵卿が
おもしろくなってきて 吉右衛門さんはきっと
大蔵卿のような大きな心をもった優しい人
なんじゃないかとおもうようになりました
檜垣のところが面白かったのに奥殿だけでした
大蔵卿は染五郎さんで一度に若返りましたが
こうして芸は伝承されていくのでしょうね
楽しい一日でした
ながながと書いてしまいました
最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら
うれしいです
ありがとうございました🙇
関東の皆さま、昨夜の台風大丈夫でしたか
無事をお祈りしています

