ウィラーエクスプレス W134便 リボーンに乗車してみる | 第4セクターの乗りバス・乗船日記

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っということでございまして、ウィラーの新シート(これが本命と、村瀬社長は言っていましたが)リボーンに乗車してきましたので、乗車記をアップいたします。

車両はSHDのエアロQ、今回SHDを選択した理由は、HD車に比べてエンジンや走行音でアドバンテージがあるからだとか。

またウィラー=ピンクの塗装を使わなかったのは、リボーンは男性客向けなので、あえてピンクは使わなかったとか、ビジネス車の代替えで入れたようですから、男性向けというのはあっているのではないかと。

っということで、車内の様子はといいますと・・・、

周囲をFRPで囲った、バックシェルタイプのシートが縦6列横3列で設置されています。

これだけの大仰なシートを入れても、縦6列ですから・・・

見よ、この広大なシートピッチをww

 

さてシートの乗り心地ですが、座席自体はウィラーのニュープレミアムと同等なものと推察されます。

ニュープレミアム自体がシートとしては非常に秀逸なため、リボーンも座ることに関していえば非常によくできたシートであるとともに、バックシェルタイプですからフルリクライニングも気兼ねなくでき、寝ることに関しても非常によくできたシートに仕上がっています。

っと、ここまでは褒めておいて、この先はあら探しをばww。

 

これは御大もご指摘していたことですが、通路が極端に狭い、荷物を抱えてどころか、運転士さんが人数確認する場合でも横歩きで車内を歩かなければならないほど、まあ法律はクリアしているので問題はないんですけど・・・。

周囲を囲うFRPは極限まで薄くしたせいか、路面状況が悪いところではビビリ音が出て、ちょっと耳障りだったりしますね。

さらにB席の荷物だなが、出入り口付近まで伸ばしてあるので、出入りの時に頭をぶつけそうになったり・・・

最大の不満点は、休憩時に外に出る乗客に無防備な寝顔をさらしてしまうことかな?、お得意のカノピーがあるとうれしいのですが・・・。

 

ハードはほゞやり尽した感がありますね、これだけのシート、3列で無理やり車内に詰め込むのでなく、幅を広げて2列席にして、コンビ車両としてもよかったのではないかと思います。

 

さて座席の選択ですが・・・

トイレが心配とか、夜中の開放休憩を楽しみたいとか、そういう人は独立席のC列か通路側のB席がおすすめなんですが、とにかく最初と最後の休憩だけで大丈夫という人はA席を強くお勧めします。

理由はといいますと・・・

B席の荷物だなのおかげで、A席は主照明が届かず、ほの暗いいい感じの明るさになっているんですよね。

今までのウィラーのカーテンは、遮光性が異常に高くて、占めると漆黒の闇となっていましたが、今回は他社同等のものに交換してあり、日が昇ったのがわかるくらいのものですから、朝は自然に目が覚めるものと思いますね。

では、運行状況等を。

乗客は意外や意外10人!、B席は全席空席でした。

開放休憩は海老名SA1:00~15、清水PA2:30~50、こちらで乗務員交代、岡崎SA4:35~50、草津PA6:45~7:00、以上すべて開放休憩でした。

 

JRBのプレシャスシート、両備のドリームスリーパーⅡと、このところ豪華に振ったバスが増殖してます。

ますます面白くなる高速バス業界、しばらくは楽しみつつ乗り比べを楽しみたいと思っております。