ただいま博多のホテルに入庫した第4セクターでございます。
本日の行程をアップすると、鹿児島からきりしま号で熊本へ。
熊本からは、高千穂乗り換えで延岡へ。
延岡からは、ごかせ号で博多となっています。
今回の遠征の本命といっていい、いわさきバスネットワークが運行している、現代自動車の大型バスユニバース。
初の長期排ガス規制をクリアしたこのバスに乗車してみました。
まずは、画像をアップ。
こちらが、いわさきが運行するユニバースになります。
車内の画像をアップ。
車内は11列補助席なしの45人乗り仕様になっています。
座席の座り心地は、可もなく不可もなく・・・、ちょっとシートの表皮がナイロンみたいな素材でできているため、滑りやすいのが気になる程度でしょうか。
運転席をアップ。
放送関係・バックアイはクラリオン製を使用。
排気ブレーキはハンドル左に、リターダーは右窓側にあります。
シフトは一見FFシフトに見えますが、6速ロッドシフトで、ゲージは日野と同じになっています。
では乗車してみたどうなのさ・・・
これから先は、第4セクターの個人的感想になりますのであしからず。
まず感じたことは、車体が非常に軽い感じがします。
ただ、軽いということは、悪い面もありまして、一般道を走っていると路面の凹凸を拾い捲ります。
これはタイヤが韓国製だったので、日本製に変えるだけでも違ってくるのではないかと・・・
エンジン関係ですが、エンジンに力感がないんですよね。
1900回転でレッドになるため(国産は2400くらい)、エンジンを回せないのは解るんですが、上り坂で国産より1つギアを落とさなくては上っていかない感じです。
また高負荷運転時、エンジンの振動が直接身体に伝わってくるんですよね・・・(1Cの座席に乗車)。
また、パワーバンドが狭いような気も。
出だしのトルクがスカスカで、ターボがかかると急にトルクが立ち上がるような感じでしょうか。
ブレーキの効きは、初期制動の早さから、油・気圧併用かもしれません。
まあ、日本での使用に特化した国産バスと、世界、特に発展途上国で使われているユニバースとでは、根本にある考え、哲学が違いますから一概に比較するのもどうかと思いますけど。
ただ、この辺りを見ると、バス会社が積極的には導入しないよななんて思いますね。
いまどき、こんなシートベルト、日本では使わないよなww
細かいところですが、日本車ではありえないプラスチック成型。
日本では、不良品レベルです、ハイ。
なんだかんだ言っても、日本車のクオリティの高さは、異常といってしまえば異常なんでしょうね。