どれほど分子整合栄養学が大切かという話を今日はしたいと思います。


ビタミンB1(チアミン)欠乏による『ウェルニッケ脳症』という病について


ウェルニッケ脳症はアルコール中毒でもなることは知られている



1997年4月

点滴が原因で重度の記憶喪失になってしまうという

医療過誤が原因で、ウェルニッケ脳症になった記事が朝日新聞が報道しその当時はテレビでドキュメンタリー番組も放映されたりしました。


この男性は39歳で、胃の手術をした後、高カロリー輸液を点滴で受けた。ところが、医者が輸液に必要なビタミンを入れなかったため、術後二カ月でこの病を発症してしまう。

ウェルニッケ脳症は、ビタミンBの不足のために記憶喪失や歩行困難などを起こす症状。



この病はビタミンB1欠乏起こすため

飲酒量が人並み外れて多い人にも、発症しやすいとされています。




ウェルニッケ脳症の記憶障害は、前向健忘といい、新しい記憶が10数分しか、頭に残らないのが特徴なのです。

記憶には、数字や字を覚える記憶や、折り紙の折り方を覚える技術的な記憶などいろいろありますが、ウェルニッケ脳症の場合は、エピソード記憶がすぐに失われてしまうのです。


たとえば、この男性は買い物に行く道順はわかるのだが、数十分すると買い物に行ったこと自体を忘れてしまうのです。


毎朝、自分が記憶障害になったことに、初めて気づき、息子の姿を見て「突然。背が伸びた」と驚く様子が、テレビに映っており胸が痛みました。





重度のつわりや内臓手術などで食事が摂れず、栄養剤の点滴を受けた患者が、ウェルニッケ脳症になった例は、日本では20例を超える症例があり

なかには亡くなった方もいるのです。


妊娠中に発症したある女性は、発症後に長男を出産したが、その記憶さえ失われたため

子供に愛情が持てないという。

この忌まわしい出来事をどう思われますか?


なぜ、医者は点滴にビタミンB1を入れなかったでしょうか?


これこそ、「医原病」の最たるもの。

医者の無知が、人を重病にさせ、命を奪うことさえやってしまう。


必要なときには、点滴の中にビタミンを入れると使用書に書いてあるのに、その判断も思いつかなかった。


そしてその背後には、厚生労働省の責任もあります。


1992年に、医療赤字を抑えるため、ビタミン投与は原則的に保険適用から外されたのです。


それによって、値単位の赤字が埋まるという話。


勉強不足の医師は、ビタミンを点滴に入れるのは自費になると話します。


患者の方は、まさかビタミンを摂らないだけで重病になるとは考えず保険が使えないならビタミンはいらないと言ってしまう人もいたのでしょう。


食事で栄養を摂取できない患者へのビタミン投写は、適用対象外になっています。



口から食べられない人が点滴だけで栄養をとるときビタミンやミネラルが無いだけでこのような重病となることを覚えておいてください。


私たちの身体は 栄養素がきちんと摂れていて健康でいられるのです。




たくさん食べていても栄養失調の人もたくさんおられます。


なんと子供の80%が新型栄養失調と言われています。



肥っている人も栄養失調の人がいます。




医学不信を煽るつもりはありません。

そもそも病気は自分が治すもの。


自分の健康は自分で管理するという知恵と知識が必要です。


またマスコミによる報道での知識は偏りが多く当てにならないことも覚えてほしいと思います。


さまざまな間違った常識を、改めて健康について学ぶことが必要です。






いうまでもなく


良いお水と良い油は脳にとっての栄養でもあり


非常に重要で


特に水分が足りないと脳が機能低下になる



痴呆症にもお水を飲ませることで効果あることは認められている


アルコール 清涼飲料水 コーヒー ジュース

緑茶 紅茶は


お水ではない