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今日ご紹介する動画は、【再発・転移の治療(&術後補助療法)】<前編>そもそもから始めよう!肺がん治療(
再アップ)
2022年12月18日に行われた、いきる「みかた」を見つけるオンラインセミナー「そもそもから始めよう!肺がん治療」というテーマに 肺がん治療3本の柱、手術(外科治療)、放射線治療、薬物療法、の3人の先生と、ワンステップ代表の長谷川にそれぞれの専門、立場で講演をいただき、患者自身が肺がんという病を知り、情報を正しく見極め、治療に向き合えるよう応援する。早期の治療から再発・転移の治療まで幅広くわかりやすく解説していただきました。
再発・転移の治療(&術後補助療法)について
近畿大学腫瘍内科/ゲノム医療センター 高濱隆幸先生
私は腫瘍内科というところに属しておりまして、主には転移をきたしてしまっての肺がんの患者さん、それから、手術や放射線治療後に再発された患者さんの抗がん剤治療それから診断などを主に担当しております。
それから今年の新しいトピックとしまして、肺がんの手術を受けた患者さんのその後の再発予防の治療するところで、新しいデータが出てまいりましたので、今日皆さんにご紹介していきたいと思います。
香川県高松市の出身でして、うどんが有名な所なんですけれども。そこで生まれ育って、もともと呼吸器内科医として診療していたんですが、やっぱりこの肺がんってのはまだまだですね、いっぱい調べないと患者さんが実際治っていかないという現実をいろいろ感じてるうちにですね。もっともっと新しい検査法や治療法を開発しないといけないなという風に感じまして、大阪に参りまして現在研究等を行っております。
一番最初に学会からの宣伝なんですけども、私も参加しております肺がん学会といったところの患者向けガイドラインの委員会があるんですが、そこで作りました患者さん向けのガイドブックというものがございます。今年の12月まさに先日なんですが、web版というものが新しく公開になっております。これ肺がん学会のホームページなんですけども、トップページのここにですね。リンクがございます。ここから入って頂くのが一番間違いないと思うんですが、今最新の治療の内容であるとか診断の情報などが患者さん向けに簡単な言葉で書かれています。このガイドブックはですね。多職種、医者だけじゃなくていろんな従事者の人と一緒に作りまして、もう一つの特徴はですね、長谷川さんにも入っていただいて患者会の皆さんとも一緒に編集したガイドブックになっています。このような信頼できる情報源から正しい情報を得ていただくということが重要かと思いますので、宣伝をさせていただきました。
皆さんがこの肺がんという病気にかかられたり、あるいは家族さんがそういう診断を受けられた時、病院で説明を受けられると思うんですね。多くおそらく感じるだろうなと思うのがですね、説明の途中でわからなくなっちゃったとかですね。でもなんか忙しそうだし、なんか何回も聞き返ししにくいなーとか。それから、そもそも聞き返したところで言葉が難しすぎてよくわからないといったことをお伺いすることがございます。こういうのが積み重なっていきますと、医療従事者がですねエイリアンみたいに見えてきて、我々とはちょっと遠い存在だなあというふうに感じてしまって、距離ができたり、それがやっぱり治療がうまく行かないってことは繋がるのが一番怖いわけですね。
皆さんあるいはその家族さんが肺がんとうまく付き合っていくためには、我々医療者とできるだけ同じ言葉お話でできるということが目標にできるといいんじゃないかなと思っています。
我々はですね、今皆さんの敵ではなくて一緒に歩んでいかないといけませんので、今日その辺の「同じ言葉で話す」といったところを目標に、勉強してきたいというふうに思っております。
皆さんが肺がん、特に転移再発の診断を受けた際にですね、主治医の先生とあらかじめ共有をしておいた方が良い情報というのがございます。皆さんの病気のいわゆる履歴書のようなものでしょうか。4つのポイントが重要だと私は考えています。1つは肺がんという診断が非常に曖昧なんですね。肺がんの中でも、実際にどういう種類の肺がんなのかっていうことをはっきりさせることが重要になってきます。それから、肺がんという病気なんだけれども、どこに病気が広がってるのかということ。それから、肺がんという病気はですね、色んな遺伝子検査などが非常に発展してる病気です。ですので、その検査結果はどうだったのか。そして最後に、その主治医の先生があなたの病気と別にですね、重要だと考えている他の病気。一緒に持ってる他の病気の情報。これらの4つの情報を、主治医の先生と共有することで、かなり今後の治療の話がわかりやすくなると考えています。
具体的には、例えば、肺がんは肺がんなんだけど肺腺がんとかですね。病気の広がりⅠ.Ⅱ.Ⅲ.Ⅳとか数字で書いていただくか、あるいは私こうやっていつも棒人間を描いて図で患者さんにお渡ししてるんですけども、こういうふうに主治医と共有する。そしてバイオマーカー検査はいっぱい今調べることがありますので、何を調べてもらったのか、結果は何だったのか、といったところを主治医と共有する。そしてその肺がんだけではなくてね、あなたが持っている他の病気の情報ですね。つまり年齢がご高齢であったりとか、腎臓が悪いとか、いろんな情報。これらのことを踏まえて我々は実は治療方針を決めてるということになります。
今日はイロハの「イ」からということでですので、初心から一緒に勉強していきたいと思います。肺がんはですね、手術による治療、それから放射線治療、そして私が担当してるような薬を使った治療、そして症状をとっていくという意味での緩和治療。といった、4つの治療法をうまく組み合わせながらやっていくことが重要だと考えられています。
これのどれをどのように組み合わせていくのか、どれを選ぶのかといったところを決めるために,がんの種類や広がりを知ることが非常に重要なので、繰り返しになりますが、病気の広がりのことを我々はステージとか病期という風に呼んでいます。それを知ること。それから、病気の種類ですね。組織型・遺伝子検査の結果。これを知ること。そして最後に、患者さんの状態。パフォーマンスステータス合併症既往症などと書いてますが、この辺の情報を組み合わせて我々は治療を決めています。
この辺からの難しい用語が出てきたぞっていったところで、皆さんちょっと身構えられると思いますので、一個ずつ解説していきたいと思います。まずあのパフォーマンスステータスという聞きなれない言葉が出てきたかと思います。よくあの医療者はPSっていう風に呼んでいます。これはですね、皆さんがこれから治療を受けていただく際に、十分な体力がある方なのかということを判断する目安に我々させて頂いてる指標なんですね。パフォーマンスステータスはぜろ0点から4点までの5段階に分けてあります。
0点というのはもうほとんど症状は全くない、普通通りの生活ができる方を0点。それから、全く動けない、体調が非常に悪い形を4点ということになっています。当然ですね、点数が低い方が今後の治療に耐えるための体力がある方だという判断になるわけですね。まずこの情報を我々は非常に重視をしています。
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