5月から、
「就労支援移行支援事業所」
に通所し始めた若。
先日、「三者懇談のお知らせ」をいただく。
療育通園児さんや放デイ通園中のお子さん、
特別支援学級と通級指導教室在籍のお子さん、
さらに
加配が無い園児さんや、通常学級在籍の児童・生徒で「合理的配慮」を受けているお子さん、
の、保護者さんなら知っている、
「個別教育計画 Individualized Education Program」
通称 「I E P」
小学校中学校で支援学級在籍ならだいたい、5月か6月に先生と懇談してコレをやりとりしているかと思う(そのハズ)。
前期後期で計画の振り返りと計画の見直しをするので、最低「年2回」はIEPのための面談をしている(ハズ)。
………余談だけども
通常学級在籍、高校や大学でもそうなんだけど「合理的配慮」で通学している場合は
IEPを作成してもらえるんで、お願いしましょう
(本来は『義務』で作成なんだけど、高校から先はどうしても学校によるという事情も。ただし『義務教育』の間は作成義務があります故、強くお願いするのはアリです)
で。若が通う事業所において、「IEP」に相当するのが
「個別支援計画」
就労継続支援事業所や就労移行支援事業所ではコレが作成されている模様。
もちろん「事業所による」ってのは、現実(先輩ママ情報)
若が通う事業所は「3か月に1回」というルールなので………有休取って行って来ました。
老舗事業所ってのもあるんだろうけど、なかなか凄かったっすわ(汗)。
事業所利用前に、しっかり面談して、若の特性もガッツリ伝えての入所だったという事情はあるものの、
それでも
この2カ月でよぅココまで本人の特性を掘ったな
という。
若の長所をスバラシイほどに把握(親も知らないレベルの成長)
若の短所もガッツリ把握(ですよねー部分)
事業所の方針なのか、本人の特性把握でのやり方なのか、よぅ褒めます、褒めまくりです。
そこから「だけど、コレをこうすれば、よりスバラシイッ!」という持って行き方。
なお、事業所的には、若は「大変優秀」なんだそう。
おそらくコレは1歳代から療育通園、小中ガッツリ支援学級在籍で、
「就労準備性ピラミッド」の土台部分をガッツリ積み上げてきた部分がとにかくデカイんだろう…と、親は思ってる。
本人の「課題」とされている部分は、
「自閉症の特性」であるコミュニケーション
…社会人に必須の「報連相」と、「質問スキル」は、めっちゃくちゃスバラシイ、というのが事業所談。
ただし、その中で「話が冗長」………やたら細かく説明しまくる(不必要な部分まで)という。
(※親には『別に』『普通』『忘れた』の3語で済ませるんだけど、確かにヨソで説明する場面では話が異様に長いw)
これを「要約する練習をします」だ、そうですよ。
事業所さんいわく「若君、コツさえつかめばできると思いますよ」とのこと。
事業所さんの指導力に期待。
こまかい「個別支援計画」の中で、少しネタにされたこと。
若は「事務系で就労したい」という希望を出しているので、事業所内で「PC入力」のレベル検定をやっている。
「単純なベタ打ち」だと「10分、余裕の1000文字超」(※ワープロ検定1級は10分1000文字以上が合格レベル)
「コレがですね、オソロシイことに入力正答率100%(誤字脱字ゼロ)なんですよ」……
事業所では独自のPC入力レベルを「SS、S、A+、A、………E」というレベルを作ってるそう(事務職希望だと入力レベル『A』を推奨とのこと)。
ごくまれに「SS超」がいるので、完全にギャグのつもりで「SSの上」に「NINJA(忍者)」と「professor(教授)」というレベルを作ったのだそう。
「実は………この事業所初の『professor』を若君が…………NINJAはこれまでに2人ほどいましたけど…」
…すげーなwwwww
あ、ちなみにコレは「単なる入力」のオハナシなので、IT関連のプログラミングは「知識ゼロ」なんで、そこんとこ誤解なきよう(若はMOSだけ持ってますw)。