定価とは? | 広島で乳がん治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二のブログ

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。

 

 以前は「定価」といわれていたものが、最近では「(メーカー)希望小売価格」にかわっています。私が大学生の時でした。

 下宿の隣に住んでいた大学の同級生が、あるとき、こんな話をしました。「僕の兄がメーカーのVAN?に勤めているんだけど、売れ残ったものを社員が買うと定価の2-3割の価格で購入できるんだって。だから僕はその時に買ってもらったのを着るようにしているんだよ。(国立の)医学部の学生なんて、何を着ても目立たないからね。こうしていると、原価の数倍で商品は売られているんだろうね」と。

 最近、テレビを見ると通販の宣伝が多いのに驚きます。決まり文句は、「今からなら・・・」とか「初回に限り」とかに限り、「メーカーの希望小売価格の何割引きで提供します」というパターンです。

 私は、友達のことを思い出します。これらの商品は、これだけまけてもらってもメーカーに利益が残るものなのだろうな・・・と。

 先日、エアコンの修理に来ていただいた方が言われていました。「買い替えると、たいていはメーカーの希望小売価格の半額ぐらいになりますよ」、と。

 ちなみに、最近私が買い替えた電気自動車は、定価通りに買わないと国からの補助金が出ないそうです。いろいろと複雑なようです。

 

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。