クレーン操作 | 広島で乳がん治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二のブログ

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。

 

 ひがき乳腺クリニックのウッドデッキからは、市内の北と西側が見渡せます。今まさに建設中のビルが二つあります。

 一つは明治安田生命ビルです。いつの間にか周囲のビルと並ぶほどの高さになりました。クレーンも(障害物のないところを)のびのびと動き回っています。

 もう一つは損保ビルの隣のビルです。こちらは両脇のビルに挟まれた狭い空間を、クレーンが器用に動き回っています。

 先日、ひがき乳腺クリニックに来られた患者さんが、こう言われました。

「私は婦人科で腹腔鏡手術をうけました。その際、誤って腸を傷つけたので長い入院となりました」と。

 以前は、お腹を大きく切って手術をするのが当たり前でした。そうすることにより、広い視野がえられるので、対象を術者が直接操作できたので確実で安全でした。

 しかし、あとには大きな傷が残り、痛みも大きく長く続き、回復も遅れました。一方、腹腔鏡手術は小さな傷で行うことができるため、痛みも軽く、回復も早い傾向にあります。

 ただし小さな視野で行うために、危険も伴うことを知っておく必要があります。

   

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。