広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。
先日ドコモショップで、スマートフォンのデータを新しい機種に移し替えてもらいました。データ量が多いため数時間かかりました。
その間には、様々なお客さんが出入りされました。中には、いらいらされていたのでしょう。
声を荒立てる方が何人かおられました。最初は、嫌悪感を覚えていた私でしたが、冷静になると別の考え方を持つようになりました。
ある方は、最初は普通に話をされていました。しかし、対応された方が、その方の話を理解できていずに、的外れな回答をされていたのです。
次第に声が大きくなるそのお客さんに対応されるために、別の方が来られて説明をされることになりました。そのお客さんは、最後には小さな声で「よくわかりました」と言われて帰られました。
コミュニケーション。これはスマホ世代の若者にとっては苦手なものかもしれません。
以前、私が広島市民病院で医療事故を担当させていただいたとき、患者家族を前に、相手の言い分を聞かずに自分の言い訳だけをしていた若い医師のことを思い出しました。コミュニケーションの第一歩は相手の話を最後まで聞いて、こちらが口を開くことだと思います。
広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。