広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。
年をとるにしたがい、聴力は低下するようです。私も例外ではありません。
ある日のことです。ひがき乳腺クリニックに来られた40代後半の患者さんと、お話をしていた時です。
話題は、小学生時代にあった持ち物検査でした。私の時は、髪の長さ、女性は色、爪の長さ、からハンカチ、チリ紙をもっているかといった身の回りのことを、細かく調べられました。
私より若いその方も、昔には検査があったそうです。そして、
「スカートの中まで調べられました」と言われました。
私は、驚いて「それは大変でしたね」と答えて話は終わりました。
その方が帰られた後で、私は恐る恐るスタッフの一人に「どうやってスカートの中を調べるの」と尋ねました。
すると、スタッフは「嫌ですね。スカートの中ではなくて長さですよ」と大声で笑いました。私の聴力も落ちたものです。
このような検査がなくなった今、躾は家庭に任されているので大変だろうなとも思いました。そんなことより、自分の聴力の心配をいたほうがいいかもしれませんが・・・。
広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。