靴の底が減る | 広島で乳がん治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二のブログ

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。

 

 私が高校生になって初めて革靴が履けるようになるまで、ビニールや布の靴を履いていました。倹約が好きだった母は、履けなくなるまで新しい靴を買ってくれませんでした。

 今から思えば、靴は底がすり減る前にビニールや布が破れていました。以前、ひがき乳腺クリニックのある本通ヒルズの1階と2階には、アディダスがありました。

 コロナ禍のもと、客足が遠のいたためか急遽閉店が決まりました。その際、私は閉店セールに出かけ、靴を数足買いました。

 先日歩いていると、靴の底が地面に引っかかってつまずきかけました。靴の底面はすり減り、埋もれていた固定用?の索状物が顔を覗けていました。

 普通に玄関に並べた靴を見ている限り、まだまだ履けそうで、これでは母親は新品を買ってくれはしないだろうと思いました。私は大事にしまっていた、その靴と同時に購入したデイズニーデザインの靴に履き替えることにしました。

 あれから何年経ったのでしょうか。毎日、仕事以外ではその靴一本でした。

 これこそ「履きつぶした」のでしょう。電球は早く切るほうが消費につながると言われていた松下幸之助さんにおこられないように、これからはもっと早く買い替えようと思います。

 

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。