夫を大腸ガンで亡くしたシングルマザーのつれづれ日記 -41ページ目

夫を大腸ガンで亡くしたシングルマザーのつれづれ日記

息子21才→発達障害。
娘18才→不安神経症。子供達との日常。
そして大腸ガンで亡くなった夫の話、大好きなミステリードラマや映画の話など気まぐれに綴っています♪

夫の闘病と死を見てきたから、健康で日々生きているだけで有り難いことだ、と毎日思います。


でも、、やっぱり日々嫌なことや、大変なこと、もう全部投げ出したい!と思うことも多々あります笑い泣き


パート先のお局バアサンの嫌みとか、子育ての悩みとか、、一番身近な相談相手のパパが居ないから、子育て迷走中になることもあります。


友達や妹に相談してもいいけど、やっぱり子供達のことは、夫婦で話し合いたい。


でも、今日も夫が生きたかった一日なんだ。

ガン末期にものすごく体調が悪くなって、倒れる寸前まで会社に行き、倒れて入院してからも会社に行きたい、とずっと言っていた夫。


車椅子でも会社に行きたいから、ママ車椅子押してくれる?とまで言ってました。 


いいよ!体調良くなったらね、としか言えませんでした。


それを考えたら、元気な私がグチを言ってはいけない。いや、言ってもいいけど、頑張ろうって思える。


お局バアサンの嫌みぐらい我慢しよう!

いや、我慢出来なくて店長に伝えたけど笑


皆に怒鳴ったり、嫌み言うし、社員の悪口も平気で言ってしまうような人なので。もうパワハラの域ですよ。


あ、グチになってしまいそう💦


とにかく元気に働けて、美味しいもの食べられて、ビールが飲めて、子供達と過ごすことが出来る日々が当たり前ではないと思い、過ごしていかなければね飛び出すハート


いつも読んで下さり、ありがとうございますスター

タイトルの通りの気持ちです。


この歌詞を考えた高橋ジョージは天才です笑泣

子供達が小さい頃、子育てに大変ながらもワイワイ楽しく四人で過ごしていた何でもない日々はめちゃくちゃ幸せでした。


今日、夫が入院していた緩和ケア病棟の病院から、封筒が届きました。


なんだろう?未払いの請求書かな?なんて思いながら開けてみたら、緩和ケア病棟に関するアンケートと、


「○○様が亡くなって早半年になりました。○○様は、一時退院の話を楽しそうにされていました。」などの看護師さんからの手紙が入っていました。


日々の忙しさで忘れそうになってしまう、(思い出すと悲しくなるのでなるべく思い出さないようにしている)夫の闘病。


この手紙を読み、アンケートに答えていたら、緩和ケア病棟での日々を思い出してしまい、悲しみがこみ上げてきました。


でも夫が生きていた頃、デイルームで二人で孤独のグルメを見ながら、おつまみとお酒で乾杯していたあの頃は今思えば幸せだったのかなと。(お酒OKな緩和ケア病棟でした。)


街中の人混みの中で、こんなに沢山の人がいるのに、夫はどこにもいないんだと改めて痛感します。




私のスマホの写真では伝えきれないですが、今日は夕陽が綺麗でした。遠くの山の稜線を見るのが好きです。

我が家はマンションの五階。ベランダからの景色は目の前が川なので視界良好。

家々の明かりが灯ると大好きなハワイの丘側の景色を思い出さなくもない 笑

でもなんといっても夫の葬儀を終えて帰宅した時のあの夕陽には叶わない。雨が上がって急にパーッと晴れて。


夫が、残された私達に頑張れ!と言っているようなそんな夕陽でした。