何でもないようなことが幸せだったと思う。 | 夫を大腸ガンで亡くしたシングルマザーのつれづれ日記

夫を大腸ガンで亡くしたシングルマザーのつれづれ日記

息子21才→発達障害。
娘18才→不安神経症。子供達との日常。
そして大腸ガンで亡くなった夫の話、大好きなミステリードラマや映画の話など気まぐれに綴っています♪

タイトルの通りの気持ちです。


この歌詞を考えた高橋ジョージは天才です笑泣

子供達が小さい頃、子育てに大変ながらもワイワイ楽しく四人で過ごしていた何でもない日々はめちゃくちゃ幸せでした。


今日、夫が入院していた緩和ケア病棟の病院から、封筒が届きました。


なんだろう?未払いの請求書かな?なんて思いながら開けてみたら、緩和ケア病棟に関するアンケートと、


「○○様が亡くなって早半年になりました。○○様は、一時退院の話を楽しそうにされていました。」などの看護師さんからの手紙が入っていました。


日々の忙しさで忘れそうになってしまう、(思い出すと悲しくなるのでなるべく思い出さないようにしている)夫の闘病。


この手紙を読み、アンケートに答えていたら、緩和ケア病棟での日々を思い出してしまい、悲しみがこみ上げてきました。


でも夫が生きていた頃、デイルームで二人で孤独のグルメを見ながら、おつまみとお酒で乾杯していたあの頃は今思えば幸せだったのかなと。(お酒OKな緩和ケア病棟でした。)


街中の人混みの中で、こんなに沢山の人がいるのに、夫はどこにもいないんだと改めて痛感します。