こんにちは。
クリスマスが終わり、あっという間に年越しを迎えそうです。
最近料理をする意欲が低下気味のため、クリスマスの食卓はかなりショボいものでした。
イブはカニ🦀(いただき物)とサラダで色だけXmas風
さて、ドラマ『明蘭〜才媛の春』の第33話「果たされた復讐」はかなり衝撃的でした。
ごく簡単に背景を説明いたしますと‥
明蘭の父には正妻と側妻が2人(林氏と明蘭の母)いました。
林氏はいわゆる“毒婦”で、父は完全に手玉に取られています。
明蘭が幼い頃、林氏は出産の事故に見せかけて明蘭の母とお腹の子を殺してしまいます。
明蘭は時間をかけて調べた末に真犯人をつきとめ、周到な計画で林氏とその娘の墨蘭(母そっくりな性質‥いやもっとワガママか)を罠にはめたうえ、墨蘭と伯爵家の息子の密通がバレるように仕向けます。
父の命令で林氏は棒打ちにされて監禁、しばらくして林氏の死を聞いた明蘭は、復讐の為にこれまで自分がしてきたことを祖母に全て告白しました。
この時の明蘭はまるで完全犯罪をやり遂げた犯人のように私には見えました‥。
墨蘭とケンカした時に顔にケガをしたのも、墨蘭の嫉妬を煽って密通させたのも、全て明蘭の計画の一部でした。
「母と弟の復讐のためなら、この顔も名声も婚姻もどうでもいいのです」
「でも、こんなことをした罪深さは承知しています」
‥よくやった!とは思えませんが、当時も今も明蘭の母の死について盛家の人たちはあまりに無関心でした。
そして明蘭がようやく証人を見つけたのに父は母の名前を口にすることさえ縁起が悪いと言う有り様‥
明蘭が自分ひとりで復讐を遂げようと決意したのも無理もない気がします。
明蘭の祖母も大きなショックを受けながら、明蘭一人に重荷を背負わせて来たことを悔やんでいました。
私の中の明蘭へのイメージは多少変わったけれど、複雑な内面を持っている明蘭はとても人間らしいとも思います。
そして絶対に敵に回してはいけない人ですね。
復讐から解放された明蘭が幸せをつかむまで、この先もハラハラしながら見守りたいと思います。
全73話、まだまだ先は長いです。
このドラマ、物語や心理描写、台詞もとても巧みなのですが、どの場面にも大勢の人の手がかかっていることをとても感じます。
戦闘シーンや棒打ちなどのシーンはかなり生々しくて目を背けたくなるような迫力があるし、都の様子や屋敷内で働く大勢の人々のシーンには活気と臨場感があります。
まだ視聴中ですが、ぜひおすすめしたい中国ドラマのひとつです。
今年最後のブログだというのにやっぱり『明蘭』の話題になってしまいました。
今年は大変な年になりましたね。
来年も決して楽観的にはなれませんが、引き続き小さな楽しみを見つけて毎日を淡々と過ごしたいと思っております。
つたないブログをお読みいただき有難うございます。
お役に立てるようなものは今後も書けそうにありませんが、またご訪問いただけると嬉しいです。
どうぞ良いお年をお迎えください。
昨日の中国語学習
『Hello Chinese』 30分
昨日のご飯
カレイの煮付け
麻婆茄子
豆腐と長ネギの味噌汁
‥食卓が茶色い