通信制高校に転学を決めた高2の娘。
先日放課後に、今までお世話になった学校に、挨拶と荷物を取りに行ってきました。
担任は別の懇談で不在だったため、応接室で待つ間に、
中高一貫の、中1、中2、中3、高1と、
それぞれお世話になった先生たちが次から次へと入れ替わり立ち替わり入って来られ、
思い出話や激励など、いろいろ話をしてくださいました。
娘も、泣いたり笑ったりしながら、先生方とお話してました。
「中学受験を一生懸命頑張って入学した学校。
4年間せっかくここまで頑張ってきた。
ここを辞めるに当たり、後悔や心残りはないか?
今はどんな気持ち?」
と、先生から今の心境を聞かれた娘は、
「後悔は一切ありません。
新しい道に楽しみしかない。
ワクワクしてます。」
と、晴れ晴れした顔で堂々と答えていました。
先生は私にも、
「お母さんはどうですか?」
とおっしゃいました。
「私は正直、今までのことを考えると、もったいないなぁという気持ちはありますが、
娘のこれからについては不安はなくて、ますます楽しみだし、これからも応援してます。」
と答えました。
2時間ほどお話して、
娘は先生たちと、自分の荷物を取りに教室や更衣室へ行くので、
私は先に玄関で待っていました。
かなり待ちました。
そしたら、荷物を持った娘や先生と一緒に、
放課後教室に残ってたクラスの子や部活の子も降りてきて、
みんなで楽しそうに話をしながらこっちに来ました。
そして、
「◯◯ちゃんのお母さんですか?
わたし、△△っていいます。
ずっと仲良くさせてもらってました。
わたし、◯◯ちゃんのこと大好きなんです。」
ってお友達が言ってくれて、
私、もう感動して、
「仲良くしてくれてありがとう♡」
っていうのがやっとでした。
そのうしろでは、先生たちもニコニコ笑いながら皆さん勢揃いで、そんな中で、
なんで娘はこの学校から去っていくんだろう?
って、わたし、一瞬わけがわからなくなりました
そして、私の目に焼きついてる学校でのキラキラした娘を思い出して、
1人その場で感傷にふけっていました
いよいよ帰る時になり、先生が私に、
「僕は、中1入学の時に、6年間しっかりお預かりしますと親御さんに誓ったのに、卒業まで見れなかったことが悔しいです。申し訳ありませんでした。
でも、◯◯さんをこれからも応援させてください。」
とおっしゃったので、
「4年間、先生たちやお友達には本当にお世話になり、心から感謝しています。
素晴らしい学校生活でした。
ありがとうございました。」
と挨拶して、皆さんに見送られる中、その場をあとにしました。
私はまだ感傷中でした
車を走らせてから5分くらいして、娘に、
「辞めるの後悔してるんちゃうの?」
と聞いたら、
「まったく!!今はワクワクしてる!
校門出たから、ここはもう終わり!」
と言ったので、
私もやっと現実に戻りました
そう!娘はもう前を向いている
今日はお世話になった学校にサヨナラを言いにきたんだった
だけど、私、本当に大好きな学校でした
娘は、小学校の時に学校見学に来てから一目で気に入り、受験のために一生懸命勉強してきました。
そして合格。
入学してから4年間、本当によく頑張りました。
合格の時も、在籍中も、私もたくさんの喜びや感動、時には心配、不安もあったけど、
いろんな想いを娘を通じて共有させてもらいました。
娘には心から感謝です。
そして、転学してからもまた応援したいと思います
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