トノサマバッタ 幼体 直翅目バッタ科
トノサマバッタは不完全変態です。
卵から幼虫になり、5回の脱皮をして、成虫になります。
チョウとかに見られるような、サナギの時期と言うものがありません。
卵から孵化したばかりの幼虫の時(一令幼虫といいます)から、成虫を思わせる形・・・翅が生えていないだけで他は成虫とほとんど同じような形をしています。
そして脱皮を繰り返すたびに翅もできてきて、5令幼虫(=終齢幼虫ともいいます)が脱皮を済ませたら、もう立派な成虫なのです。
で、この個体、たぶん5令幼虫だと思うのですが、精悍な成虫に比べたらどことなくあどけない顔をしています。
まだ翅が完全ではないので飛べませんが、それでも動きは機敏で、あっという間に目の前からいなくなってしまいました。
今までのトノサマバッタの記事はここ。
2011年2月11日「トノサマバッタ 緑色型」
2011年2月14日「トノサマバッタ 緑茶型」
撮影日 2010/10/4 撮影場所 宮崎県宮崎市
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