トノサマバッタ 緑茶型 直翅目バッタ科
トノサマバッタの緑茶型です。
でも、ちょっと茶色が強いですね。
ところで、明治時代の北海道を中心にして「とびバッタ」の大群が現れて、農作物に大きな被害を与えたという記録があります。
この「とびバッタ」、最初はトノサマバッタとは別の種だと考えられていましたが、後にトノサマバッタが変異したものと解りました。
トノサマバッタの幼虫は密集したところで大量に育つと、だんだんと形や性質が変わってきて、何代かたつと「とびバッタ」になって、大きな群れをつくり一斉に遠くに飛んでいくのです。
「とびバッタ」型は、黒っぽく背中は平ら。羽が長く足が小さくなって良く飛ぶような体形になります。
そしてイネ科の植物だけでなく、野菜まで食べつくします。
今でも東南アジアなど、この「とびバッタ」の被害が起こっているのです。
でもこれは「とびバッタ」のほうから考えると、同じ場所で仲間が増えすぎるとエサがなくなったりするので、遠くへ引っ越すグループができて仲間の数を減らす・・・と言うこと、彼らは彼らで種を残すことを真剣に考えているだけのことなんですね。
今までのトノサマバッタの記事はここ。
2011年2月11日「トノサマバッタ 緑色型」
撮影日 2010/12/4 撮影場所 宮崎県宮崎市
撮影日 2010/12/4 撮影場所 宮崎県宮崎市
撮影日 2010/12/4 撮影場所 宮崎県宮崎市
撮影日 2010/12/4 撮影場所 宮崎県宮崎市
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