パイナップルの収穫(2月4日)と食べ比べ | はやて号の栽培雑記

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賃貸テラスハウス庭先で楽しんでいる、ブルーベリーやパイナップルなどの栽培雑記です。

2月4日の記録になります。

2月2日の記事で黄金色に色付いてきた事をお伝えしていた、パイナップル(ピーチパイン・品種名ソフトタッチ)もと冠芽です。

前回の記事から程なくして、「ピーチパイン」の名の由来となっている、桃のような甘く芳醇な香りが漂い始めました。これはもう完熟です。

 

なので、ついに収穫する事にしましたクラッカー

収穫は娘に手伝って貰いました。すごく喜んでくれました照れ。冷蔵庫で冷やしてから食べようね~。

 

2代目の冠芽の株は、これにて栽培終了です。

2代目冠芽の栽培記録は後日まとめを書いておこうと思います。

吸芽が出ていれば栽培を継続できるようですが、果実は一番果より小振りになるようですし、何よりもこの株には吸芽が出ていませんので、これでお別れする事になります。

2014年6月17日に収穫した初代の冠芽から育てて3年7か月、立派な実を付けてくれました。葉色もすっかり黄色くなり、精も根も使い果たした姿になるまで頑張ってくれました。

これまで楽しませてくれて、本当にありがとうグッド!

 

さて、収穫した果実です。

比較のために、近くのスーパーで市販のパイナップルを買ってきました。左が我が家で収穫したピーチパイン、右が買ってきたドールのスウィーティオパインです。

スウィーティオパインはドールで品種改良した品種だそうで、果肉の色から別名「黄金パイン」と呼ばれているのだとか。品種の特性は企業秘密?で明らかでは無いですが、サイズ的に見て果重1kgを超える大玉種のようですね。

 

果重を測ってみます。

スウィーティオパインは1088g。堂々の1kg超えでした。

我が家のピーチパインは589gでした。

ピーチパインは中玉種(平均で600~800g)ですし、何よりも、関東で・鉢植えで・真冬の結実、という制限があった上での589gですから、これは大健闘ですビックリマーク

 

重量測定の後、スウィーティオパイン・ピーチパインとも冠芽を切り離して、糖分を均一にするために逆さまにして、数日間冷蔵庫へ入れておきました。

冠芽は水挿しにしておきました。

ピーチパインは2代目の冠芽から3代目の冠芽へバトンを託します。

捨てるのも何なので、スウィーティオパインも水挿ししちゃいました。置き場所…後で考えればいっかあせる

 

 

収穫してから数日後、いよいよパイナップルを味わいます。

左が我が家で収穫したピーチパイン、右がドールのスウィーティオパインです。品種の違いがはっきりと出ていますね。

スウィーティオパインは黄金パインの別名通り、果肉の黄色が濃くて食欲をそそります。

ピーチパインの果肉は黄色味が薄くて乳白色に近い色合いです。この果肉の色合いから、ビーチパインは更に別名「ミルクパイン」とも言うそうです。

 

さて、お味の程はいかがでしょう。

 

スウィーティオパインは、爽やかな甘みと酸味です。これぞパイナップルといった味で美味しいです。

ピーチパインは、スウィーティオパインに比べると味が濃く感じます(相方は野生味のある味、と評していました)。やっぱり美味しいです。ピーチパイン、久々に味わう事が出来ました照れ

 

食味はなかなか文章では伝えにくいですね。何か良い方法は…

おや、こんなところに糖度計が落ちてる(笑)。これを使ってみましょう。

 

スウィーティオパインの糖度から測ってみます。

13.2度くらいでした。

 

ドールのパイナップルジュース(果汁100%・加糖無し)が冷蔵庫にあったので測ってみました。

13.0度くらいでしょうか。

 

我が家のピーチパインの糖度はどうでしょうか。

こちらも13.0度くらいでした。夏の結実であればもっと甘くなったと思いますのでその点は少し残念ですが、それでも市販のパイナップルと同等の糖度になってくれました。

 

3つとも糖度が変わらないので、念のため甘酒を測ってみました。

甘酒は23度くらいでした。糖度計は問題無いようですね。

 

 

と言う訳で、パイナップルは家族で美味しく頂きました。次はいつになるでしょうか。気長に栽培を続けて行こうと思います。