立春の庭作業(2月3日・4日) | はやて号の栽培雑記

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立春は過ぎましたが寒い日が続きますね。それでも2月に入って庭作業的にはそろそろ動き出す時期になりました。2月3日と4日の週末に行った庭作業の記録です。コナラの植え替えは2月3日、その他の作業は2月4日になります。

 

 

まずは実生のコナラの小苗です。娘が公園で拾ってくれたドングリを蒔いたものです(2017年11月21日の記事)。盆栽仕立てにしてみようと思って育苗しています。

発芽後は屋内の温室棚に置いていました。スリット部から根が出てしまう程になりましたので、盆栽風に植え替えてみる事にしました。

 

とはいえ、自分は全然盆栽の事を知りません。どんな方向性で植え替えて良いのかすら分からなかったので、ぼんやりとイメージが掴めるようになる程度に調べてみました。こんな感じでしょうか。

  • 種類は、素材が落葉樹のコナラなので、葉物の雑木盆栽。
  • 大きさは、小品盆栽~貴風盆栽くらい。
  • 樹形は、模様木とか株立ちとかがコナラには似合いそう。

盆栽は幽遠な世界ですし、自分のようなど素人がちょっと齧ったくらいで理解できるとは到底思いませんが、まずはこんなイメージで植え替えて栽培してみようと思います。

 

植え替えのために準備した資材と道具類です。

 

植え替えの様子です。調べた方法を見よう見まねでやっています。

鉢底ネットを針金で固定して、その針金に引っ掛けて針金を通しておきます。盆栽だと支柱で株を固定しないので、この針金で株を固定する訳ですね。

鉢底石の上に薄く新しい用土を入れて、元肥に緩効性肥料のマグアンプKを入れておきました。

棒で根を傷めないように突いて古い用土を落としました。かなりごつい直根が出ていました。これはそのままにすると巨木化してしまいそうな気がしたので、半分くらいのところで切り詰めておきました(切って良かったのか分かりませんが)。

棒で突きながら根の隙間へ丁寧に新しい用土を詰めて根に密着させました。株元まで用土を入れたら、針金で株がぐらつかないように株元を固定しました。

一応植え替え完了しました。苔を貼るともっと雰囲気が出そうですが、水やりの感覚が掴めるようになってからにしようと思います。暖かくなるまでは養生も兼ねて屋内の温室棚に置いて置きます。

 

 

次にキンモクセイです。

春肥として油粕と骨粉が主成分で緩効性の「花実をつける肥料」12玉を施肥しました。

 

 

続いて実生の山椒です。

春肥として油粕を施肥しました。

 

 

最後に桔梗です。植え替えをしました。

昨秋に調子を崩して鉢に上げたまま休眠中です。紫花が4株と白花が2株残っていました。

今年は1プランターに集約して栽培しようと思います。植え替え用に用土を準備しました。用土はブルーベリーのデネブCoCoブレンドの古土をベースに、古い土の再生材・腐葉土・熔成燐肥を混ぜ込んで作りました。

桔梗の宿根を掘り出してみたところ、昨秋弱ったまま休眠していた上に先日の積雪と寒波の影響もあったのか、紫花は1株が、白花は2株とも宿根が傷んでダメになっていました。残った3株も状態は良くないです。これはちょっとまずいなあ…。

とりあえず3株植えて春肥として油粕を施肥しておきましたが、この宿根の状態で果たして芽が出るのやら。今度実家へ行ったら、畑へ植えてある予備株を2株程持ち帰って来ようと思います。