ここでジャズの色々な場面で良くでてくる「ブルーノート」について整理しておこう。
(1)ブルノート音階
ブルー・ノート・スケールは、メジャー・スケール(長音階)に、その第3音、第5音、第7音を半音下げた音を加えて用いるものである。また、特に♭3,♭5,♭7の音をブルー・ノートと呼ぶ。
19世紀中頃、白人の奴隷としてアフリカから連れてこられた黒人たちに「ドレミ…」の西洋音階を教えたところ、ヨーロッパ音楽には耳慣れない妙な音程で歌いだした。その音がどことなく物悲しい雰囲気を帯びていたため、ブルースの語源であり「憂うつ」を意味する「ブルー」の名称で呼ばれ定着したとされる。
ビートルズの曲には「please pleasu me」をはじめ、ブルノートコードを入れて変化を付けている曲が多い。
(2)ブルーノートレーベル
ブルーノート・レコード(Blue Note Records)は、ドイツ出身のアルフレッド・ライオンによって、1939年にニューヨークで創設されたジャズ専門のレコード会社。ジャズ界屈指の名門レーベルであり、その存在はジャズ・シーンに多大な影響を与えた。
アーティストや楽曲への深い情熱、独自の録音方法、洗練されたジャケット・デザインなど、作品に一貫した理念を持ち、商業性に拘らず少人数のスタッフで優れた作品を数多く発表した。
(3)ブルーノートは、アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタン区グリニッジ・ヴィレッジで、1981年に開業したジャズ・クラブ。
アーティストや楽曲への深い情熱、独自の録音方法、洗練されたジャケット・デザインなど、作品に一貫した理念を持ち、商業性に拘らず少人数のスタッフで優れた作品を数多く発表した。
(3)ブルーノートジャズクラブ
ブルーノートは、アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタン区グリニッジ・ヴィレッジで、1981年に開業したジャズ・クラブ。日本にも東京をはじめとして各地で開業している。