かぜがふいた→かぜのゆくえ | みさ姉(早野実紗)のブログ

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一人ぼっちの時は空を見上げよう。
喜びを分かち合いたい時は空を見上げよう。

同じ空の下。
みんな繋がってるんだよ。

今日の、みさ姉の空は
こんなだよ。

第七回せんがわ劇場演劇コンクール
ナイスコンプレックスは
オーディエンス賞を頂きました。

この賞は、
特別審査員、市民審査員及び全ステージを観覧した観劇者の投票により決定するもので、我々ナイスコンプレックスにとって
非常にありがたく嬉しい賞でした!
来年春にせんがわ劇場を使用させて頂くことが出来ます!!
平成29年4月21日(金)~23日(日)に受賞公演を実施!!





初めてのナイスコンプレックス劇団員だけで、それも現劇団員8名全員が出演しての一回限りの『かぜがふいた』は私の中でも特別な作品です。


私は6日に沖縄公演から戻って来ての合流だったので、正直最初は不安でしたが
稽古場に入ったら不安は一気に吹き飛びました!!


みんなに支えられ引っ張られて
本番を迎えることができました。
いつもはバタバタ仕事を抱えがちですが(;・∀・)
今回は劇団員だけだし、
みんなに頼りっぱなしだったので
リハーサル中はカメラマンとして
ずっと写真を撮っていました(笑)

撮れないシーンもあったけど
みんなの周りをウロウロ

パシャパシャ♪


さて、今回の『かぜがふいた』は
8月公演『かぜのゆくえ』のエピソード0的な作品だったので、
7月末から始まる稽古がいまから楽しみでたまりませぬ!!
どうぞお楽しみに!!!
期待していてくださいね♪
チケットの予約受付は
7月18日(月祝)12:00~です!!
また、予約フォームは改めてご案内しますね♪

↓公演詳細はこちら
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ナイスコンプレックス本公演
N25『かぜのゆくえ』
作・演出:キムラ真
2016年8月10日(水)〜14日(日)
@中野ザ・ポケット

【キャスト】
鈴木勝大

八坂沙織

森田陽祐
早野実紗
神田友博
紅林里美
大久保悠依
赤眞秀輝
濱仲太

荒賀弓絃
小林和也
前田勝
萩原悠
安宅陽子
池田恵子
岡林愛
搭上礼子

【タイムテーブル】
8/10(水)19:00
8/11(木)19:00
8/12(金)14:00/19:00
8/13(土)13:00/17:00
8/14(日)12:00/16:00
※全8ステージ

【劇場】中野 ザ・ポケット
住所:〒164-0001 東京都中野区中野3−22−8
TEL:03-3381-8422 (ポケットスクエア事務所)

【チケット】
一般発売日《7月18日(祝)12:00~》
★S席(指定席)  前売:5,000円、当日:5,200円
★A席(自由席)  前売:3,800円、当日:4,200円
★高校生以下        2,500円(劇団のみ取り扱い。席種はお選び出来ません)
(日時指定、税込)

【チケット取扱い・お問い合わせ】
TEL:090-8100-5646  MAIL:info@naikon.jp  WEB:http://naikon.jp/

早野実紗専用フォーム
只今準備中です♪

【スタッフ】
作・演出:キムラ真

音楽作曲:橋本啓一
振付:美木マサオ(マサオプション)
舞台監督:今泉馨(P.P.P)
舞台美術:齋藤樹一郎
舞台美術助手 佐藤あやの
照明:仲光和樹(E-FLAT)
音響:葵能人
衣装:小泉美都
ヘア&メイク:古橋香奈子(LaRME)
映像撮影:Creative Office Doel
宣伝&舞台写真:鏡田伸幸
宣伝美術&制作協力:佐藤希(アンデム)
運営協力:アンデム

【あらすじ】
「かぜはどこからふいてくるの?」

結婚前夜、最後の挨拶の前に娘は母親にたずねる。窓に映る自分を見つめ、母親はゆっくり語り出す。

それはまだ、雪が冬に降っていた頃のお話。
海が一望できるクジラ山に喋らない男が住んでいた。風が吹き、大事な人を失った事を知った男は広大な庭にポツンと電話ボックスを置いた。
その中にあるのはどこにも繋がっていない黒電話。受話器から聞こえるのはそこに留まる風の音。風とだけ、男は話した。

ある日、山の下で轟音が聞こえた。黒い化け物が全てを飲み込んだ。男は叫んで泣いた。こんなに泣いたのは、生まれて以来二度目である。
悪夢を見つめる男の目に、山を登ってくる小さな黒い塊が映る。男に近づくにつれその塊は、形を人に変え、ゆっくりと目を開く。
男の声に反応する事なく、それは電話ボックスに寄り添い腰を下ろした。

風が吹いた。

「ジリリン。ジリリン。」それは鳴る。吸い込まれる様に受話器を取る男。
「・・・・・。・・・もしもし・・・。」男の耳に思いもよらない声が帰って来る。
「・・・ただいま・・・。」
こんなにもすぐに訪れるものだろうか。もう枯れてしまうくらい流したばかりなのに。

男は、泣いていた。こんなに泣いたのは生まれて初めてである。

企画・制作  ナイスコンプレックス


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