”浮気不倫が原因の離婚” ←不倫とDVや虐待をごちゃ混ぜにしてはいけません。 | 離婚し、面会交流を拒否する元妻と裁判で戦う熊本の実話ブログ

離婚し、面会交流を拒否する元妻と裁判で戦う熊本の実話ブログ

離婚してから、なぜか急に面会交流を拒否してきた元妻と裁判で戦う熊本での実話ブログです。

 

「不倫」を理由にして、親子分断断絶を正当化しようとしてますが、DVや虐待とごちゃ混ぜです。

 

DVや虐待する親から子どもを避難させ、親子分断するのは子の福祉のために当然ですが、基本的には不倫のみを理由に親子分断することは子の福祉に反するものです。むしろ、不倫をした親であっても親子関係が極めて良好な場合は、その分断は虐待と言っても過言ではないと思います。

 

私は、子ども達の心と未来を守るために、面会交流に反対し、共同養育や共同親権(共同親責任)に反対し、とにかく子どもと別居親を分断断絶しようとする思想に大きな恐怖を感じますね・・。

 

それでは当該ブログについて検証します。

 

~~~記事一部抜粋~~~

 ①「浮気不倫が原因の離婚」が子供に与える影響について考えたいと思います。元夫は結婚前から浮気癖があり、それは結婚しても、子供が産まれても変わりませんでした。浮気不倫を繰り返す元夫に「やめて!」という気持ちが爆発して暴れてしまった時、幼い子供の目の前でしたが夫は本気で暴力を奮うようになりました。それでも私は我慢できなくなるとキレてしまい、夫が本気でやり返す。

 

 ②離婚したにもかかわらず「これからは子供の両親として協力し合おう」と思ってしまいます。その期待をもって面会交流を始めたのですが、浮気不倫を繰り返す元夫の体質は変わってはいませんでした。複数の女性と会うように、子供とも自分の都合の良い時に会おうとする。「たくさんいる女性の中の1人みたいだな」と思いました。

 

 ③「離婚しても、子供の為に協力し合えるなんて幻想だったんだ」と気付くのに時間はかかりませんでした。そもそもそれが出来る関係なら、離婚していません。浮気不倫した時点で、それが出来る相手じゃなかったんです。また、離婚したからといって、いきなり新しい関係を築く事は難しいです。それなのに、無理に面会交流しても子供に良い影響を与えるとは思えません。私は上記の理由から面会交流をお休みしていますが、ある時元夫の話を子供にした際、子供がこう言って泣きました。「せっかく忘れてたのに。ママが殴られたり蹴られたりしてた事思い出すからやめて!」

~~~抜粋終わり~~~

 

それでは各見解です。

①についての見解。

 まず、結婚前から浮気癖があることが分かっている男性であれば、結婚後も浮気する確率は高いのだから、ある意味で自業自得のように思います。次に、妻は気持ちが爆発して暴れてしまい、夫が本気で暴力をふるうようになった、しかも子どもの目の前での部分・・。文面では、「私は我慢できなくなるとキレてしまい、夫が本気でやり返す」とあるため、夫は、キレた妻に何かをされて、それにやり返しているわけです。そうすると、これはお互いにDV加害者ということになります。

 

②についての見解。

 離婚後に子どもの両親として協力し合おうと思ったようですが、子どもの目の前で、妻に本気で暴力をふるう夫は、DV加害者というだけでなく、面前DVという虐待の加害親でもあります。まず面前DVをする虐待親と子どもを面会交流させようという判断が変です。次に、子どもと都合良く会おうとする点を問題視しているようですが、子どもと会おうとするのは親なら当たり前であり、そもそも別居しているのだから自分の都合の良い時に会おうとするしかありません。そして、「沢山いる女性の1人みたいに思った」などは個人的な思い込みに過ぎず、そんな思い込みや妄想などで親子断絶していいわけがありません。

 

③についての見解。

 この元夫婦が離婚後に子どものために協力できなかっただけであり、今は、協力している元夫婦は増えてきましたし、日本の離婚理由は性格の不一致が最たるものです。理知的な元夫婦であれば、不倫だろうが何だろうが、DVや虐待がなければ子どもに関してはある程度の協力はできると思います。

 

最後に、この妻は面会交流をやめているわけですが、元夫の話を子どもにした際、

「せっかく忘れてたのに。ママが殴られたり蹴られたりしてた事思い出すからやめて!」

と言って泣いたということ。

 

さて、ここで問題です。

子どもが拒否反応を示しているのは、不倫についてですか?。面前DV(虐待)についてですか?。