大津が主軸の粘りを引き出した | 嗚呼 ソフトバンクホークス

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6月22日(土)ロッテ11回戦(福岡D)、3-1で勝ち。対戦成績7勝4敗。大津の粘投に報いる終盤の打撃。両先発ともに制球良く、引き締まった好ゲームだった。プロはこうでなければいけない。

勝因は8回。主軸の粘り強いバッティングにある。1死から山川は0ー2と簡単に追い込まれた後、ファウル5球を含めてフルカウントからの11球目に死球をもぎ取った。続く近藤にも10球目を左翼線2塁打で1死2-3塁。柳町に左犠飛を打たれて同点にされた。

6回まで75球と完投ペースの種市は、山川の死球で根負けした形になった。8回も続投したが、スタミナは7回で限界に近づいていた。ストレート1本に絞っていた周東に狙い打たれて遂に勝ち越された。見事なピッチングで、何も責められないが、打たれたコースは周東の好きな内角ベルト付近。リストの強い周東がジャストミートしてテラスまで運んだ。

大津は初回のほかにもピンチは3度あったが、良く凌いだ。前回のヤクルト戦で高卒新人に決定打を浴びて指揮官からお灸を据えられたのが妙薬になった。気合十分の投球で、味方の援護を自ら引き出した。

山川のバッティングは依然気がかりだが、今日のように終盤打席に迎えると、相手投手は必要以上に警戒する。4番の存在感を改めて見せつけた。長いのが出なくても、これが4番の仕事である。同じ苦悩を味わった指揮官はそう考えているのではないか。

 


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