5月15日(水)楽天7回戦(仙台)、7-3で勝ち。対戦成績4勝3敗。日ごろは我慢強い指揮官も、さすがの背信投に怒り心頭、自ら足を運んで石川を降ろした。この早目の決断が連敗を防いだ。
初回、4球で2死を取り3番浅村にいきなりボール3つ。3-1から歩かせ、次打者は初球ヒット。5番鈴木に2球目をタイムリー3塁打打たれて早くも2失点。
鈴木の初球ストレートは完璧な当たりのファイル。それと全く同じコースに同じストレート。芸も何もあったものではない。ちぎっては投げちぎっては投げの「ベンチに早く帰りたい」ピッチング。
以前、ロッテOBの有藤が解説で、やたら振り回す打者を指して「打球の行方はボールに聞いてくれ的なバッター」と表現したのを思い出した。この伝でいけば、「ストライク、ボールは球に聞いてくれ的ピッチャー」か。
味方が同点にした直後にあっさり失点する石川らしさ爆発だった。今月8日には6回1失点と好投したが、長続きしないのがこの人の真骨頂。やはり信じてはいけなかったのである。
荘司は昨日のポンセ同様、伸びのあるストレートに落差のあるフォークが決まっていたが、飛ばし過ぎか4回に捕まった。前回登板時は大きい頭に収まっていた帽子が、今日はやたらと脱げて、耐え難いほど鬱陶しかった。顎ひもを付けてこい!
周東の2ランが効いた。この球場は魔物が住んでいる。9回2死1、2塁、津森だけに冷や汗タラリだった。
宜しければ、クリックお願いします。