日本チームが当然準決勝・決勝に進むものと見て、ペナントレースは、この2日間休みだったのだろうか。やはり見てしまった(3位決定戦は4-8となったところで、スイッチを切ったが)。
もう、散々非難のコメントがあふれているので、いまさら書くまでもないと思うが、チーム編成をした昨年の時点でがっかりしたのは、田淵、山本、星野の仲良しコンビが首脳陣に名を連ねたことだった。
いずれも大選手、監督経験もある。私は3人ともプロの新人のときから見てきた。しかし6大学時代からの友情で結ばれた3人が果たして各チームの有力選手を操縦できるかどうか疑問だった。これももちろん結果論に過ぎないが、「こんな顔ぶれでいいのかな」と思った。世代のギャップもある。それを宮本選手に頼りきりだったとしたら、彼もつらかったと思う。
WBCでのコーチを調べてみた。王監督以下、弘田澄男、大島康徳、 鹿取義隆、 辻発彦、武田一浩の各氏である。五輪は選手もコーチも人数の制限が異なるとは思うが、5人のコーチのうち、王監督と同じチームにいたことがあるのは、鹿取と武田の両氏だけではないだろうか。
WBCのときはイチロー、大塚らのメジャー組も入った豪華メンバーだった。だから勝てたというわけではないが、コーチの人選はこちらのほうが理にかなっていると思う。
可哀想なのは大野投手コーチだ。3人組に挟まれて、満足な継投のやりくり、先発の予定を組めたのか疑問でしょうがない。
ゲームは選手がやるもの、と過日ここに書いたが、選手起用には「オヤッ」と思う場面が多かった。情の采配は野村監督にも共通するし、王監督もその傾向は強い。しかしそれを押しとどめて意見具申する人がいなければいけない。
それは、オーナー経営の最悪な部分と重なる。いいときはいいが、業績不振になると、たちどころに破たんする。星野監督をどうこう言うつもりはないが、仲の良い者同士で会社経営をすれば、うまく業務運営できない場合が少なくない。
1ヶ月もすれば、来年のWBCが話題になるだろう。星野氏もそのとき、またつらい思いをするに違いない。いずれにしてもその場合は選手、コーチそれぞれに専門職を選んでほしい。