’98テクニウム3000 オーバーホール ③ ミラクル! | 鷹島で独り言

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福岡は太宰府在住

ベアリングが来たので、組み立てを始めました

 

まずは「クロスギア用ギア」というヤツを入れ込みます

これです(下の図の69)

ピニオンギアをはめてしまうと、これが入らなくなるので

最初に落とし込んでおいて、クロスギア(70)を差し込みます

そしてその周辺を全て組み込むことから始めます

 

ここで・・・「あれ?71番の座金が無い?」

 

外した時は、小さなベアリングの前に、ちゃんとくっついています

 

それが・・・・・・ありません

分解したパーツを全てチェックしてもありません

・・・・・・・・・・・・どうしよう・・・・

 

きっと、クリーニングした時に気付かずに落としています

 

よくあるんです・・・これが・・・

 

 

もしかしたら・・・・と思い、畳を見回してみると・・・・・

 

 

 

ありました!! 机の下奥の方に転がってました!!!

 

なんというミラクル!!

なかなかありませんよ、こんな事!!

・・・・よかったぁ。

クロスギアを差し込み、後部の座金とベアリングをはめて

とりあえずひと安心。

 

次は、スプール軸に「摺動子」を固定したものを差し込みます

「摺動子」というのは、クロスギアの溝を金属の爪がたどりながら

動くことで、スプール軸を前後に動かすためのもので、

ある意味スピニングリールの命ですね

これに、2本の棒「摺動子ガイド93」を通し、

クロスギアカバー類91,92を固定して、これでとりあえず安定します

 

ちなみに、調べてみると、

「摺:」というのは、「摺(す)る」

意味は、「印刷する」「こする」ということで

「クロスギアの溝をこすって動く部品」と言うくらいの意味なんでしょうね

 

今回はここまで