[ハワイ] もう一人の自分が耳元で囁くコト | 婆様のハワイ日記

婆様のハワイ日記

ハワイの片隅で生きるアメリカ人爺夫と日本人婆妻の老夫婦デコボコ日記です。

アロハ



わーい、

やっと来た、お休み~!!

暗い内から仕事に行った70代爺を、

見送ることなく、

60代婆は熟睡。

起きたのは6時。

しばらくは残バラ髪の寝ぼけた頭で、

ボーッとしていたが、、、やっと気付いた。

おぉ、そうだ!!

今日から休みだったじゃん~!!!

と、一人でにんまり。

そそくさと起きて、コーヒーを淹れ、

雲一つないワイキキ上空を見ながら、

ゆっくり飲む朝。

ダイヤモンドヘッドに、

今日も無事に過ごさせて下さいと、

朝のご挨拶を済ませ、

時間を気にせずに、

ただ、ただボーッとする。

このボーッとする時間が大好きな、

元来怠け者の婆。

はぁ、、、幸せ♡

仕事はもちろん大変だけれど、

大変なその間の、

このオアシスのような、

休みの日の解放感と幸せ感は、

もう何物にも代えがたい貴重なモノ♡

が、有頂天になってた休みも3日目になり、

最終日の、それも夜になるにつれ、

段々とピンク色だった気分は、

ブルーへと変わっていく。

そう、明日から仕事だと思うと、

ため息連発、気分は急降下(笑)

今度は憂鬱になる(苦笑)


そんな時、

もう一人の自分が耳元でそっと囁く...

あんたさ、自分の年、分わかって言ってる?

年金もらう年の、

普通だったらリタイアする年の婆さんを、

誰が雇ってくれてんだよ!!

まだまだ一人前に仕事も出来ないくせに、

散々同僚に助けて貰ってるくせに、

何エラそーに言ってんのよ。

誰がさ、

オメーみたいなボケかかった、

怠け者雇ってくれるんだよ!

文句言うどころか、感謝しろよ!!

ったくよぉ!!

はい、全くその通りで、グーの根も出ない。







60代....

生活のために、

まだまだ働かざるを得ないが、、

働ける身体があって、

働かせてもらえる場所がある、、、

こんなにありがたいことがあるだろうか、、


そうだよね、、

って窓の外に向かって一人呟いてみる、、

が、ダイヤモンドヘッドは今朝もまた、

何にも言わず、

ただ黙って佇んでいるだけ....

続く。

(今朝のワイキキ)
(ダイヤモンドヘッド)