[ハワイ] 島暮らしの贅沢 | 婆様のハワイ日記

婆様のハワイ日記

ハワイの片隅で生きるアメリカ人爺夫と日本人婆妻の老夫婦デコボコ日記です。

アロハ





台風の影響での雨は一日で上がり、

昨日は朝から五月晴れ。

聞こえてくるのは、

ウグイスの澄んだきれいな声だけ。

本当に静かだ。

エレベーターなんぞ使わなくても、

玄関から一歩出ると、

小さいけれど庭がある。

そこに洗濯物を干す。

風に吹かれる洗濯物を、

目を細めて見つめる。

やって見たかったことの一つ。

庭に洗濯物を干す。

こんな贅沢があるだろうか。


どんなに古くて小さな家でも、

1億円は下らない、

超物価高のハワイ。

そう、庶民にとったら、

一軒家なんて夢のそのまた夢....

コロナになる寸前にこの年で、

何とか買ったアパート。

その30年ローンに加え、

月々の管理費の年々の値上がり。

そのうち、管理費だけでも、

もう2000ドル(30万円)時代がくるぞと..

戦々恐々の日々。

庶民の友達は皆、庶民(笑)

庶民同士で会う度、

ため息を付きながら話すのは、

みんな一体どうやって、

生活しているんだろう...っていう話題ばかり。

そんな超物価高のハワイと、

日本のこの小さな島での古民家での暮らし。




昨日は、

長年ずっとお世話になっている歯医者さんで、

歯のチェックに治療、

そして、年金の申請をしに、

本土へと向かった。

長年お世話になっている歯医者さん。

お土産にいつものマカダミアナッツチョコを、

渡すと、お返しに、

最近ハマっていると言う家庭菜園の、

採れたてのじゃがいもと、空豆を頂いた。

クリーニングと治療をして貰い、

先生、ではまた来年!!

お元気で!!と別れを告げ、

予約してあった年金事務所へと向かう。

同級生はもうとっくに貰っている年金。

日本にいる時に、

少しだけ掛けていた国民年金の、

その貰える額は、

もうほんの雀の涙ほどだけれど、

この家の電気代や水道代が、

賄えると思うと、

なんだか嬉しい。

さぁ、遅ればせながら頂こうではないか。

こうして今回の帰国のもっとも大事な事の、

「名義変更」と「年金の申請」を終えて、

ほっと一息。

安心するとどっと疲れが出てきて、

倒れるように寝た昨日の夜。

今日は、大事な友達3人が、

遠くから訪ねて来てくれる。

その内の一人とは、

コロナ以来、実に6年ぶりの再会となる。

島暮らしも、残すところ後1週間。

週末には息子家族に、

そして、母にも会う。

さぁ、あともう少し.....

この島暮らしを楽しもう。


そうだよねって

空の向こうのダイヤモンドヘッドに、

問うてみるが、

あまりにも遠すぎて、

返事はまだ、ない。

続く。