[ハワイ] 小さな古民家を購入した決め手 | 婆様のハワイ日記

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ハワイの片隅で生きるアメリカ人爺夫と日本人婆妻の老夫婦デコボコ日記です。

アロハ





島の古民家滞在3日目。


1年前、この小さな古い空き家を、


買うと決めた、我ら老夫婦。


何歳になっても、


ずっと持ち続けて、


そして諦めなかったら、


いつかきっと夢は叶う.....


そんなことを思う、古民家の朝。



購入の決めては、


この二間続きの畳の部屋。


ハワイに暮らして20年以上。


外国では見ることも触れることもできない、


日本の瓦屋根や、畳、引戸や障子が、


どれだけ情緒があって、


素晴らしいものなのか、


その価値をしみじみ実感。


そしてそれはいつしか、我らの憧れとなる。


買うんだったら絶対に、


瓦と畳の小さな平屋古民家と、決めていた。


やっぱり畳は落ち着く....


このガラス戸も味わい深い。


ウグイスの声だけが聴こえる静かな島の一日。


掃除の手を休め、


二間続きのこの部屋を見ながら、


一人ボーッとする。


あぁ、無理をしてでも買ってよかった、、、


庶民が家を買うなんて、


それも70代と60代の老夫婦が、、、


おまけに、


超物価高のハワイの、


こっちも無理して買った、


アパートのローンだって、


自慢じゃないが、爺が100歳まで残っている....


無理をしないと何もできないが、


無理をすると、


やっぱりしわ寄せだって出てくる。


年金貰うこの歳になって、


生活のために、始めたパート。


仕事が覚えられなくて苦労し、


爺は病気が発覚。


もう老夫婦共々ボロボロだった、


この半年。



でも、自分達の、


あの家に行くんだと言う、


目標があったからこそ、


何とか乗り越えられたのかもしれない....


(お気に入りのタイルの小さなお風呂)


この家の物置小屋にあった、


本来なら外で座るために使う、縁台を、


テーブル代わりにし、


椅子はもらい受けた。


レンタカーした軽のバンで、


あちこち一日中島を走り回る。



(天井に出てきた大きなクモに大騒ぎ)


ここにきて脚光を浴び始めたのが、


W君。


爺の友だち、


魚全般が食べられないコイツが付いてくる、


それも2週間も、


うざい!!!と、大騒ぎしていたけど、


これから、


まさかの展開になっていくのである。



そうだよね、、


海の向こうのダイヤモンドヘッドに


問うてみる、、、


が、あまりにも遠すぎて、


返事はまだない。


続く。