[ハワイ] 古民家の庭 ビフォー& アフター | 婆様のハワイ日記

婆様のハワイ日記

ハワイの片隅で生きるアメリカ人爺夫と日本人婆妻の老夫婦デコボコ日記です。

アロハ



(島の夕日 爺とヤツ)

毎日毎日

掃除に、片付け。

生活用品に、その日の食料の買い出しと、

休む間もなく動き続ける日々。

なんせ、箸もなければ、調味料、鍋、ゴミ箱、

に、洗剤、もう全く何もないんだから。

買い物する度にしみじみ思う、

あぁ..今が円安で本当に良かった....と。



まだまだ時差で、

毎朝、だいたい4時頃に目が覚める。

しばらく布団の中で、

ウグイスの声を、聴きながら、

ボーッとする。

しばらくすると、

コーヒーのいい匂いがしてくる。

そう、魚が食べられない例のヤツが、

台所で、がさがさやっている。

なんと朝食を作ってくれていたのだ。




ダイソーで買ってきたコーヒーカップに、

大好きなコーヒーがつがれ、

ちっちゃくて薄切りのポテトに、

玉子は、スクランブルエッグがいいか、

目玉焼きなら半熟がいいのかと、

どこかのカフェ並みに聞いてくれ、

てきぱき作ってくれる。

これが毎朝続いている。

マジか....

婆はもちろん、

朝は、お味噌汁に鮭なんぞがいいけど、

今は、そんなもの作る気力もない。

誰かが作ってくれるのなら、

もう何でもいいのだ。

こうして毎朝、

3人で朝食をゆっくり食べるのが、

恒例となっている。

しかしこの男。

よくしゃべる。

あのアメリカ人の身振り手振りを、

フル活動。

あーでもない、こーでもないと。

ペラペラペラペラ朝からうるさい(笑)

アメリカ人の男はおしゃべりなのは、

巷では有名な話。

ヤツは、まさにその典型。

ついでに言うと、気が強い(笑)

朝食が終わると、

なにやら納屋の方で、

凄い音が聞こえてきた。

窓から覗くと、

何やら変なものを手に持っているヤツが、

庭で何やらしているではじゃないか。

そういえば、

前の家の持ち主が、

草かり機も縁台も、

食器棚も、扇風機も、置いていくので、

使って下さいと言ってくれていたっけ。

そう、その草刈り機を発動させ、

大柄なヤツが、庭中のぼうぼうの草を、

どんどん刈っていく。


(ビフォー)

(アフター)

爺も手伝いながら、

どんどん刈っていく。

自分も手伝うよ!と言ってた言葉通り、

みるみるきれいになっていく庭。

まさかの展開に、びっくり。

コイツ、なかなか役に立つ(笑)



そうだよ?って、

海の向こうのダイヤモンドヘッドに聞いてみる。

が、あまりにも遠すぎて、

まだ返事はない。

続く。