[ハワイ] あまりにもひどい接客、そして... | 婆様のハワイ日記

婆様のハワイ日記

ハワイの片隅で生きるアメリカ人爺夫と日本人婆妻の老夫婦デコボコ日記です。

アロハ



ROSSのレジでひどい待遇を受け、

もうどうにも我慢ならず、

支払いの後引き返し、

「あなたの名前を聞いていいですか?」

と、鋭い目付きで、

でも冷静に問うた、婆。

すると、一瞬で顔色も態度も変わった彼女。


大型のスーツケースを買うので、

今回はバスで来ているため、支払いの後、

後で車で取りに来るから、

キープしておいて貰えますか?

の答えは、

既に、セキュリティが他のレジの人に、

確認してオッケーをもらってること。

なのに、この人は「No-!!!」

と、隣の客が驚いてこっちを見るくらいの、

大声で叫んだ。

人を見て、勝手にルールを変える。

意地悪と捉えられてもしょうがない。

あそこのレジの人には、

オッケーって言われたけどと言うと、

目が泳ぎ、うろたえ、うざそうに、

じゃあいいわ...とのたまった。

取りに来る時間も、8時よ、8時!!

それまでに取りに来なかったら、

どうなるかわからないわよ!!

と、イライラした口調で怒鳴られた。

が、その夜に限って爺の帰りは遅くて、

結局翌朝一番にROSS に出向くことになる。

朝イチ、まだオープンしたばかりの、

ROSSはきれいにモノが整理整頓されていて、

人も少なく清々しい。

彼女が言う、8時までに行かなかったから、

処分されているのかどうか知らないけれど、

支払いは済ませてあるし、

そのレシートもある。

ごちゃごちゃ言ってきたら、

こっちにも覚悟はある。

既に言ってやる事は、

頭の中でもう決めてある。

移民のお婆さんだって、負けやしないぜ!

こちとら、腹は座っているのだ

かかってこい!!!

と、何日か前に買った中型スーツケースを、

返品するために、

ごろごろと動かしながら、

意気揚々と向かう。

レジに着き、少しだけ待って、

自分の番が来た。

例の彼女の姿はない。

とりあえず、これ返品お願いしますと、

やってもらってる時に、

向こうから、

あらー!!あなた昨日取りに来なくて、

心配していたのよ。はい!

とスーツケースを持ってきてくれた人がいる。

よーく見たら例の彼女じゃないか!!!

朝だからか、髪の毛もちゃんと結んであり、

別人のような雰囲気。

こっちは拍子抜け。

何かあったら言いつけてやろうと思った、

彼女の名前は、忘れないように、

携帯にインプットされてあるし、

もちろん暗記済みだったが ...

眉間のシワも目立たず、

てきぱき働いているじゃないか!!!!!!







目を疑う彼女の姿。


向こうの端からスーツケースを持ってきて、


良かったわ、はい!


と、笑顔で渡されて、


思わず「Thank you, , ○○」と、


名前を言ってお礼を言った。


彼女はにっこり微笑んで、


また仕事に戻っていった。


こっちはまだ半信半疑。


昨日のあのイライラした態度とは、


同一人物とは思えないほど。


もういいか。まあいい。


終わり良ければ全てよし。


そんなこんなで、


もう昨日のことは水に流した、婆。


そして、気持ち良く、


車に新しいスーツケースを、


乗せ家に帰宅。


帰って来た爺に、この話をすると、


気にも止めない様子で、


彼女はただ機嫌が悪かっただけだよ!


と、笑ってた。


そんなものか?


そうなんだ. ...それでいいのだ、、、


と、一緒になって笑った夜。



そうだよね、、、


って窓の外に向かって一人呟いてみる、、、


が、ダイヤモンドヘッドは今朝もまた、


何も言わず、ただ黙って佇んでいるだけ.....


続く。


(今朝のワイキキ)
(ダイヤモンドヘッド)