おはようございます、ちさとです。
私のお母さんは
ずっと私にこう言っていたけど
お母さんこそ
イヤなことがあっても
めっちゃ怒っていて
笑っていなかった。
自分はできないくせに
私にはそうやって言う。
あなたのお母さんも
そうじゃありませんか。
私は、
イヤなことがあっても
笑っていようといつも
心がけていた。
それは、冒頭のような
お母さんの言葉が
あったから。
不機嫌でも
イヤなことがあっても
笑うことができたら
お母さんに認められる。
お母さんに愛される良い子に
なれるんだ
と思っていたんだ。
だから
良い子でいたくて
自分の怒りや悲しみは押さえつけて
お母さんの言う通りの良い子でいようと
こころをねじまげて
頑張ってしまったんだ。
だけどね
じゃ、お母さんが
イヤなことがあっても笑顔でいたのか
と言われたら
そうじゃなかった。
アルコール依存のお父さんが
酔っぱらって帰ってくると
怒りをあらわにして
めっちゃ怒っていた。
何回も何回も
「飲むのやめなさいよ」と
怒鳴るお母さん。
怒鳴るお母さんの顔は
ちっとも笑っていなかった。
そんな怒鳴りあいを
ほぼ毎日見ていたから
いつの間にかお母さんに
ムカつく気持ちが芽生えた。
なんだ
お母さんだって
イヤなことがあっても
笑うことはできてないじゃん。
それでも私は
お母さんの言葉を守ろうとした。
学校で友達と話してて
イヤな気持ちになった時、
嫌な顔は出さないように
ニコニコと笑うようにした。
お母さんはそばにいて
見張ってるわけじゃないのに
お母さんの見えていない所でも
いやなことがあったら
笑おうとしていた。
学校でも仕事でも、恋人と会っていても
ムリして笑うことを
メチャクチャ頑張っていた。
そうなると
どうなるか。
顔は笑ってるのに
こころでは怒りが溢れていて
私の体に大きな負荷がかかった。
そりゃそうだ。
悲しい時に泣くのは自然だし
面白くてたまらない時に笑うのは
負荷がかからない。
だけど
激怒してる時に笑うのは
すごく大変で
すごく疲れた。
この大きな負荷を
抱えながら生きてきて
耐えられなくなった時に
ストレス解消として
バランスをとるために
過食嘔吐が発症した
感じがする。
■「良い子」はやめる。
過食嘔吐を治すまで
私は
自分が良い子をやり続けていたことに
気付かなかった。
お母さんから言われた言葉が
こんなにも長く
こんなにも強く
自分に影響を及ぼしてるなんて
無意識すぎて
気付かなかった。
だけど私が
怒ってるのに笑う、のは
お母さんの言葉が影響してると
それ以外の理由が思い浮かばない。
親にそう言われたから
それを守り続けてしまった。
守り続けると
良い子として認められて
お母さんから愛されると思ったからだ。
だけど
お母さんに愛されたいために
お母さんの言うことを
大人になっても聞き続ける
というのはおかしい。
このお母さんが作った価値観が
私の幸せを邪魔してる
と思ったので
思い切って壊しました。
怒ってる時は怒る。
面白い時は笑う。
悲しければ泣く。
嬉しければ喜ぶ。
赤ちゃんのように
感じたことをそのまんまで表現していくことを
自分で選ぶようにした。
すると
こころのストレスは
ゆっくり消えて
過食嘔吐が必要じゃなくなっていった。
あなたも
過去の私のように
親から言われた言葉を
今も守り続けていませんか。
守っていないと
親に見放されそうだから、でしょうか。
いい人でいたいのは
周りから嫌われないため
でしょうか。
だけどその生き方は
自分を苦しめる生き方ではありませんか。
親の価値観を守っていると
過食嘔吐が必要になってしまう
のであれば
親から教えられた価値観を
壊すときなのかもしれません。
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