ロクサーヌ先生のメモリアルと『いのちの祝福』のご報告 | 暮らしに愛と勇気を from ハワイ島

暮らしに愛と勇気を from ハワイ島

ハワイのAlohaは自分と周りの生命、地球と調和した生き方。
愛と勇気を大切にする非暴力コミュニケーション (NVC) と
共通するベースがあります。ハワイ島の自然の中で先人たちが
残したものを学び統合し伝えながら暮らしています。

みなさま、アロハ!

 

数日前に、ハワイ島にてロクサーヌ先生の

メモリアルと『いのちの祝福』の集いが

開かれました。

 

ロクサーヌ先生は、ボルケーノに住んで

活動していたロミロミの先生ですが

長年オアフ島でクリニックを開き

ハワイ島に引っ越してからも

毎月のようにオアフに出張ロミに

出かけていたのでオアフ島からの

参加者もいました。

 

ワイメアのカトリック教会での

メモリアルでは弟さんの

笑いと涙が溢れるスピーチがあり

教会の『賛美歌隊』と書くと角張って

聞こえますが、教会のおばさまたちが

横でたくさん笑っていることに

ハワイらしさを感じました。

 

 

ハワイ語での賛美歌をみんなで

歌っている時に、私はやっと

涙を流して泣けました。

 

先生が12月に亡くなってからずっと

病室に行くと、まだ、先生が

「けいこ!」と迎えてくれるような

気がしていて、先生の死をうまく

受け止め切れていませんでした。

 

また、告別式を始め色々な連絡を

日本に住むたくさんの生徒さんたちに

きちんと伝えなくては!という緊張感もあり

それがやっと解けた感じでした。

 

 

ビーチパークに移動しての『いのちの祝福』は

もっとカジュアルで気楽な集い。
先生の家族や幼馴染みたちが残りました。

 

先生の遺骨を花で飾り

先生のお姉さんが何時間もかけて作った

先生の写真パネル(幼少期からロミを

教えている姿まで)を風で飛ばされないように

悪戦苦闘してセットして・・・

 

ハワイアン音楽が流れる中

みんなお弁当を頬張りながら

スモークミート(豚の燻製)やら

先生の好物だったきゅうりとハンペンの

ピリ辛和えのお惣菜(お姉さん作)を

つまみながら、波の音を聞きながら

それぞれが話したり、ボ〜ッとしたり。

 

ビーチパークのパビリオンなので

なんだろう?とふらりと入ってくる

人たちも何人もいましたが、そのうちの

1人の女性が大泣きを始めて

私のところにやってきました。

 

「あのぅ・・・

聞いても良いかしら?

写真を撮らせてもらいたいのだけれども・・・

自分のお父さんが・・・・亡くなって・・・

こんな風にみんなで祝うって・・・・」

泣いているのであまり聞き取れず。

 

お姉さんに紹介すると

どうやらお父さんを亡くされた時に

こんな風にみんなで祝えたらよかった。

ここはとても温かくて美しくて感動した。

祭壇の写真を撮っても良いだろうか?

ということでした。

 

写真のボードを差しながら

お姉さんが、先生の人生を

語っている間も、この女性は

ずっとおいおいと

泣き続けていました。

 

最後に写真を1枚だけ写して

ありがとう、ありがとう、と

泣きながら

去って行きました。

 

この出来事も、まるでロクサーヌ先生の

温かさを現しているようです。

 

 

先生は亡くなった後も、人の心を癒している。

先生らしいなぁと改めて先生の

ハートの大きな温かさを思いました。

 

この続きは、次の記事にて!

 

心からのアロハを込めて

Keiko