𓍯
顔ダンス講師の奥山かおりです。
「顔ダンス」は
ほうれい線や目の下の影など
たるみによるお悩みを解消する
表情筋トレーニングです。
口輪筋と歯列矯正
１５年ほど前
虫歯で近所の歯医者さんへ行ったら、
「歯を抜いて
ブリッジにした方がいい」
と言われました。
さらにさかのぼって
３０歳くらいの頃
当時通っていた歯医者さんで
あごの梅干しジワを指摘されました。
「歯が出ていると
下あごに
梅干しジワができるんですよ」
と言われて、
そのときはじめて
自分の歯が出ている
ということを知りました。
わたしのように
歯が出ている日本人の割合は
１３％程度と言われます。
矯正を勧められたものの
当時はあまり乗り気ではなく
そのまま時は過ぎました。
それからは
ずっと頭の片すみに
「歯列矯正」が
あったのだと思います。
「抜いてブリッジに」
という先生の提案を聞いて
「どうせ抜くなら
矯正のチャンスかも」と感じました。
わたしはこの感じでした。
治療をしてくれた先生は
「歯列矯正は高いよ」
とおっしゃいましたが、
結果的にわたしは
歯列矯正を選びました。
４３歳くらいのときだったと思います。
そして確かに高かった。
歯が出ていた口もとを
矯正するために
歯を４本抜いて
ワイヤーで矯正しました。
矯正前
矯正後
歯列矯正の良し悪しや
矯正の種類の良し悪しのお話ではなく、
抜歯をして
矯正したことによる変化を
表情筋の観点から
お伝えしていきます。
ちなみに
矯正当時は顔ダンス講師ではなく
矯正途中で顔ダンスを知りました。
歯が出ていたときは
・骨格的に頬が高かったです。
・歯で人中を押し出している分
正面から見ると、鼻の下（人中）が短く見えました。
矯正後は
・歯が引っ込んだ分、口もとの
余った皮膚がたるみのように見えました
・鼻の下（人中）が長くなったような
気がしました
圧倒的に違うのは
口輪筋の使い方です。
むしろこれに尽きると言っても
過言ではないような気がします。
矯正前は
口輪筋の力だけでは
口を閉じられなかったので、
下あごを頑張らせて
口を閉じていました。
もちろん無意識で。
下あごに梅干しジワが出来ていたのは
そのためです。
「最初に矯正を勧められた歯医者さんが
話していたのはこのことか」
と思いました。
歯の位置が変わると
あごの位置や
形状も変化しますが、
矯正したからといって
下あごのチカラが
すぐに抜けたわけではありません。
５０年近くも下あごを
緊張させていたので
わたしの下あごは
今もとても強いです。
顔ダンスの
上下の唇を押し合うトレーニングが
「口輪筋に効く」
のがわかるようになったのは、
矯正が終わって
しばらく経ってからです。
✔︎ほうれい線
✔︎口角の上がり方
✔︎唇のまわりのシワなど
口輪筋が厚く強くなると
結果的に解消されてくるものは多いです。
効かせたいのは
下あごの筋肉ではなくて
唇のまわり
お借りした写真に書きこみました
ご自身の骨格を
確認していただいて
わたしと同じように
「下あごが強いタイプかも」
と感じた方は、
空気を入れてまわすトレーニングや
口角トレーニングや
ぱぺぴぷぺぽなどからはじめて
口輪筋を強化していただくのもよいと思います٩(ˊᗜˋ*)و
明日も顔ダンスをご一緒にヽ(*＾ω＾*)ﾉ
美しさはひとそれぞれ。
美しくなってしまえばいいんです！
今日も穏やかな一日をヽ(*＾ω＾*)ﾉ
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