「発音記号を見ただけでは、

 正しい発音できないのです」

 

お客様から、つぶやきが聞こえてきました。

 

 

 

伝わる発音塾

 

 

 

 

 

こんにちは。

心ときめく~伝わる発音塾~©の

原山珠樹です。

 

 

 

英語の辞書には必ず登場する

「発音記号」。

 

私も発音記号は苦手でした。

 

 

 

それは…、

 

全ての単語の音が、

発音記号には、あてはまるとは

限ららないからです。

 

 

 

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忘れもしない受験の時。

 

英語の問題のほぼ第一問目に登場した

「発音記号の問題」。

 

 

例えば、下記のような問題です。

※これは2017年の大学入試センター試験の英語の第一問目です。

 

伝わる発音塾

 

 

当時は、この問題の意味がわかりませんでした。(汗)

 

 

 

なぜ?って…。

 

 

それは、英語の単語の発音は、

似たような音の仲間はあるかもしれませんが、

「同じ」ものは、ほぼ存在しないと理解していたからです。

 

 

頭で理解ではなく、

体感とでもいいましょうか。

 

 

例えば。

 

1問目の

 

「appear」  

「fear」  

「gear」  

「swear」

 

 

いずれも各単語の「ear」の部分の

音の違いを聞いているのですが。

 

 

④が違うというのは明らかですね。

 

 

でも、①②③の「ear」は、

必ずしも、同じとはいえないのです。

 

 

 

 

あえて言うなら、

 

①と②は、近いと思います。

 

「ear」の直前の子音が 「p」 と 「f」 で、

いずれも、唇を使う 「唇音」なので、

 

その直後に来る「ear」も、

ほぼ同じ口の形状 から入るからです。

 

 

しかし、③gearの「g」は、

「唇音」ではなく、むしろ

口の中で、舌の後方をつかった「軟口蓋音」なので、

 

口は開いた状態 [g] から 

「ear」にはいります。

 

 

細かいことを、あえて分析すると

このようになりますが、

 

これを体感として理解していたので、

最初は、問題の意味がわかりませんでした。

 

 

 

 

担当の先生に、質問にいくと一言。

 

「言っていることはわかる。

 でもここは“受験”だから、

 それは、“記憶”して解答してほしい」と。

 

 

思わずわらってしまいましたが、

そういうわけで、

試験のために、「記憶」したことを覚えています。

 

 

 

 

伝わる発音塾

 

 

 

さて、前置きが長くなりました。

 

 

この「発音記号」を見て、

その通りに単語を発音できる方は、

確かにいらっしゃいます。

 

 

 

一方で、冒頭のつぶやきのように

 

「発音記号をみても、

 正しい発音かどうかがわからない…」と

お悩みの方もいらっしゃるのです。

 

 

 

 

それはご尤もなことだと思います。

 

なぜなら、

その発音記号が、本来どんな「音」なのか、

正しい「音」を聞いて学んだのなら再現可能ですが、

 

そうでなかった場合、

発音記号だけで、正しく発音することは、

きわめて難しいですね。

 

 

「近い音」は、もちろん可能です。

 

 

でも、発音記号だけで、

ネイティブが発するような英語の発音が

できるか…と問われると、

いかがでしょう?

 

 

 

発音記号よりも、

むしろ英語のスペリングのパターンを学び、

それに準じていくと、

自ずと「正しい音」に近い発音が

できるようになると理解しています。

 

 

英語の文字の並び方に、

あるパターンが見えてくるので、

その感覚を掴むと、

意味を知らない単語でも、

発音を聞いただけで、

結構、正確に書きとることができるのです。

 

 

伝わる発音塾

 

 

 

最も大事なことは、単語の中の

この「母音」が、

その「子音」が

いったいどんな音で

発音されているのか。

 

 

それには、

(1)本来の音を、できるだけたくさん耳にし、

 

(2)ご自身でも

できるだけたくさん声にすることによって、

つかめるようになります。

 

 

常々お伝えしているように、

自分が聞き取れる音は、

発音できますし、

 

発音できる音は、

聞き取れるからです。

 

 

 

 

 

ぜひとも、お好きな英語の歌、

映画の台詞など、

なんでもよいので、

聞き取れる単語をひとつでも見つけ、

 

それをご自身も声に出して発音してみる。

 

 

 

その際に、実際にどんな音なのか、

よ~~~~~く、耳を澄まして確認し、

できるだけ同じように再現してみてください。

 

 

 

シャドーイングでもよし、

繰り返し聴き直して、リピートするもよし。

 

 

ご自分の声を録音して、聞き直すと、

はっきり違いが見えてきます。

 

 

英語波動の中にある、本来の英語の単語の音を

ぜひ耳から確認し、

身体全体で感じて、

ひとつひとつ、丁寧に声にだしていくこと。

 

 

そのうえで、発音記号と照らし合わせていくと、

何かみえてくるかもしれませんね。

試す価値はありそうです。

 

 

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「発音記号だけでは、

どう発音したらよいのかわからない…」

 

ごもっともな、つぶやきだと、

つくづく思いました。

 

 

声にしてくださったKさん、

ありがとうございました。

 

 

 

 

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お越しくださり、ありがとうございました。 

 

皆様にとって、素敵な一日となりますように…。

 

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