Banbi通信 VOL.295 | 初鹿明博オフィシャルブログ Powered by Ameba

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3月27日「民進党」が結党!
自由と民主主義、そして、立憲主義を守るため国民と共に進んで参ります!


 3月27日、民主党と維新の党が合流して、「民進党」に生まれ変わりました。昨年末に衆議院で統一会派を組んでから、合流に向けて協議が行われて参りましたが、参院選挙に間に合う形で結党することになりました。
 また、参院選挙の一人区では、共産、社民、生活の党との間で候補者を一本化して共闘してくことで合意しており、自民党の独り勝ちを許さない闘いが可能になってきていると感じます。
 民進党には民主党と維新の党以外の政党から参加する議員も出てきており、衆参合わせて150人規模の政党なりますので、次の総選挙で政権交代を十分に狙える政党になったと言えると思います。
 さて、「民進党」という党名ですが、まずは、公募で党名のアイデア募集を行なった上で、民主党が「立憲民主党」、維新の党が「民進党」という党名を選び、この二つの党名についてどちらが良いか、それぞれの党が選んだ調査会社により世論調査を行ないました。
 民主党の調査で、民進党が24%、立憲民主党が18.7%、維新の党の調査でも、民進党が25.9%、立憲民主党が20.9%とどちらの調査でも「民進党」が上回る結果となりました。
 民主党の議員の中に党名に愛着があり、「民主」を残したいという方もいたようですが、世論調査で結果が出てしまったので、党名は世論調査の結果通り「民進党」に決まりました。
 国民の間に「民主党」は政権運営に失敗した政党だという印象が根強く残っているため、「民主」という単語に抵抗がある方が多かったのだと思います。また、民主党の支持層も「民進党」を選んだ人が多かったことから考えても、応援して来た方々の多くも名前を変えて一から出直しすることを望んでいたのだと感じました。
 「国民と共に進む」というキャッチコピーも、国が国民を従わせるのだと言わんばかりの政権運営をしている安倍政権との違いを明確に出来て良い名前だと私は感じています。
 結党に当たって党の綱領を定めますが、私が政治家を志して以来、ずっと、大切にしてきた価値観である「自由」「共生」「未来への責任」を結党の理念としており、また、このような価値観の政党で活動出来ることは非常に嬉しく感じています。
 昨年成立した安全保障関連法の制定で問われ出した立憲主義についても「自由と民主主義に立脚した立憲主義を守る」と綱領に明記し、憲法を蔑ろにしている安倍政権との違いを明確にしています。
 また、自民党のように大企業や大きな組織の方を向いた政党ではなく、「生活者」「納税者」「消費者」「働く者」の立場に立つとしています。
 2012年の衆議院解散の日に民主党を離党して以来、私は自民党に対して明確な対立軸を持つ野党の結集を目指して参りました。
 政策が完全に一致する少数精鋭の政党で政策実現を果たしていこうと思い、みどりの風という小さい政党に入って3年前の参議院選挙をサポートしましたが、選挙で負けて解散。
 小さな政党で活動してみて、小政党の限界を感じ、目指す国の形が同じ方向を向いているのなら、個々の政策の多少の違いは目を瞑って、大同団結を図らないと自民党に対抗出来ないと感じるようになりました。
 浪人中ということもあり、しばらくはどこの党にも所属しないで活動していましたが、一昨年の解散総選挙の時に、維新の党で出馬することといたしました。
 その理由は、維新の党が「保守VSリベラルを超えた改革勢力の結集を目指す」と野党の再結集を目指して結党された政党だったからで、今回、この維新の党の結党の理念通りに発展的解党をして、新党に移行するので、私が目指していた通りになったと感じています。
 いずれにしても、民主主義の否定とも言える立憲主義を破壊した安倍政権を倒すために一致結束して行くことが必要です。
 「国民と共に進む」民進党に期待して下さい。