岡本太郎の生き方「岡本大郎が、いる」岡本敏子著 | ほめる・わらう・愛と光と感謝の輪

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ロケット 「岡本大郎が、いる」 岡本敏子著 新潮社発行


岡本太郎の生き方を この本にみた。


「あれか、これか」岐路に立たされたときは、絶対に、危険なほう、

自分に不利なほうを選ぶという信念だ。


人はいつでも迷うものだ、弱いのだ。

人は迷う。

何も大変な事ばかりとは限らない。種々様々、日常のごくつまらない

ことから、一生にかかわる岐路に直面しての二者択一。

一方は無難で安全な道。

一方はそっちに行ったら危ない、得にはならない、もしかしたら失敗

して死んでしまうんじゃないか。

そのときは絶対に、危険なほう、死ぬかもしれない方を選ぶ、と彼は

決めていた。


安全な無難な道は分かりきっている。だが一方は、何が待ちうけて

いるか分からない。

どんな難関が待ち構えているか。

そういうものに惹かれる。

危険、つまり死に直面したとき、命がパッと燃えあがる、それこそ

生きる実感だからだ。


安全な道を選んで、まずまず無難に過ごせたとしても、一生を終わる

とき、「オレは生きたぞ」 「あたしは本当にい生きたわ」と腹のそこから

言えるだろうか。

死と直面しない人生なんて空しい。彼は心底そう思っていた。

マイナスに賭ける。

マイナスに賭けると決意した以上、どんな場合でも、たとえ一回でも

プラスに気を動かしてはならない。

ほんの僅かなこころの揺らぎで、自分を有利に運びたい、特になる

方に、と一瞬でも弱気を起こしたら、今までしてきた事は全部ガラ

ガラと崩れてしまい、永久の破滅に転落する。

「それが極意だ」と。


瀬戸内寂聴さんは「芸術家は絶対に、あれかこれかとなったらマイナスを

選ぶんだ。これをやったら死ぬ、と言うほうに進むんだよ」と岡本太郎に

いわれて衝撃をうけた。

以来そのとおりにやってきた。

「あたしがこんな姿になったのは、そのせいなのよ」と言っている。

瀬戸内さんは度胸よく覚悟を決めて、マイナスに賭け続けているから

ますます文運隆盛、疲れを知らず、お肌は艶々しているし、行くところ

可ならざるはない勢いだ。



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こういう生き方も ある・・・ということにある意味驚きました。

芸術は爆発だ・・・と言う形容詞がついた岡本太郎さんの

人生に 乾杯!




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